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ばりごっそり!            このオブジェかわいい
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まな板で切るのが面白い         手作りっぽいお店

原宿にオープンしたばかりの「板付き たいやき ほおずき」に行ってきました。

明治通りからキャットストリートに向かう道を少し左に入った、「まさに裏原!」な場所です。
焼き場とカウンターだけのシンプルな店ですが、ほおずき色があったかい雰囲気。
手作りっぽいのぼりも可愛いです。店の前には椅子が置いてあって、座って食べることができますし、
若い人が多いので、皆思い思いに道端に腰掛けて鯛焼きを頬張っています。

ガス式の型で焼き上げる、バリがたっぷりの本格鯛焼き。
はみ出した皮を切り落とさずに、まな板の上でざくざくと切るので四角です。
この店ではバリを「板」と呼んでいるそう。しっかりたっぷりはみだしています。

焼き上がりは若干しっとり。
あつあつをほおばると、ぶわっと粉の風味が広がります。
こんなに「粉」を感じるのは初体験なのでびっくりしました。
珍しいことに、皮に全粒粉をしようしているそう。
よくヘルシー系のパンに使われていますが、鯛焼きでは他にみたことがありません。
甘さはつけていないので、純粋な粉の味を楽しめます。

あんこは甘さ控えめ、とろりとした水分大目のあっさりタイプ。
皮の風味を邪魔せずうまく調和しています。

全体的にあっさりさっぱりヘルシーなので、若い人の口に合うなーと思いました。

イケメン揃いの店員さん曰く、特に皮の食感にこだわりがあるのだとか。
パリパリにするため、焼きあがってから型の間に置いて水分を飛ばすのだそうです。
時間がかかってお待たせすることにはなりますが、ここは絶対に譲れない、こだわりのポイント。

焼きたてはどうしても水分でしっとりしてしまうのですが、
家に持ち帰ってオープントースターで温めなおすと「板」は本当にパリパリで、風味も大変よかったです。

現在メニューはあんこだけですが、コンセプトに合うものがあればこれから増やしていく予定だそう。
店員さんも若く、鯛焼きに負けない情熱と勢いを感じました。
原宿といえばクレープが大人気ですから、手軽に食べ歩くおやつが好まれるはずなのに、
今まで鯛焼き不毛地帯でした。
新たな名物として根付いてほしいですね。

HP:http://www.tokyo-hozuki.com/
TEL:03-3403-0489
住所:東京都渋谷区神宮前3-22-4-1F
たいまっぷ地図
http://maps.google.co.jp/maps/ms?gl=jp&hl=ja&brcurrent=3,0x60188cb2eb3108d1:0xf11cd9b2395b6677,0&ie=UTF8&msa=0&msid=116861114800709537478.00044eaa29a9ab521bba0&ll=35.674799,139.70747&spn=0.02524,0.04725&z=15&iwloc=0004891370b981c99050e