結婚式の準備も大詰めとなり




花嫁(私)の気持ちと逆行しながら着々と進んでいました。








ある日、式場で髪の毛に付ける生花とブーケの打ち合わせがありました。




もう既に乗り気ではない私はかなり嫌々、式場に向かっていました😓




式場に着き義母お気に入りのベテラン担当の方が現れると






「まぁ~!!!

今日も一段とダンディー

ですこと!!!」





と、旦那様に駆け寄り褒めまくり😔
(前から旦那様を気に入っていた様子でした)




毎回褒められるので旦那様もその担当の方をすっかり信用していました。






そして、髪飾りとブーケを決める段階になると



「私、先日テレビで、かすみ草をドーナツみたいに輪っかにして頭にぐるっと付けるの観ましたの!

その時、お嬢様に良くお似合いだと思ったんですのよ!!!」







えっ?!



私は既に衣装合わせの時に、カサブランカを髪の毛の片側に付けるって決めてお伝えしてあったのに…





私が無言でいると





「◯◯さんが言うならそれで良いんじゃない?」




と、旦那様⚡






「あとは、ブーケですけど、白い菊の花で丸く作ったら素敵ですわ~!!!」







えっ?!えっ?!



ブーケもカサブランカをメインで長めに作るって決めましたけど???





しかも、結婚式に何で白い菊???






「◯◯さんの言うようにしておけば間違いないよ!
プロなんだから!それで良いよな!」







花嫁に寄り添うのではなく



お金を沢山出す義母に寄り添うベテラン担当者。




もう、反抗する気力もゼロとなり終始無言でした。









その場に居た別の若い担当の方に後からコッソリと




「お嬢様の結婚式なので…

ご自身のお好きなようにされた方がよろしいですよ」




と、優しく言って頂いたけど😢




義母と旦那様と結託したあのベテラン担当者の意見を覆すなんて不可能。






義母が最初の衣装合わせに一緒に来たのは、


毎回自分が行かなくても平気なように手回しする為だった。




と気付いたのは、まぁ随分経ってからです😓


















義母が認知症になるのはこの年から20年後








そんな長い長い第2の人生がスタートしましたが






私が感情を捨てる決意をした瞬間は結婚してからすぐに訪れるのでした。。。









つづく。