部外者 | 旦那の不倫暴露から

旦那の不倫暴露から

旦那を好きだという女が現れた。
よくわからないうちに、いろんなことが進んでいく。
先が見えない。

離婚済です。回顧録から。

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一部のこうるさい部外者が言うのです。
まるで、それが世間一般の声とばかりに。


「ほかに好きな人ができた相手を追いかけても無駄なだけ。
自分がみじめになるだけなんだから、とっとと別れりゃいいのに。」


「養育費やら慰謝料なんかに頼って生活しようとか甘い。
裁判やらなんやら、お金のことばっかり、
そんなんだから嫌われるんでしょう。
結局は離婚も自分で決めたことなんだから、必死に働いて一人で子ども育てていけよ」




ある日、旦那の不倫を知ってから。
世界は変わり始めた。
当然のように描いていた未来ってやつが。ひっくり返る。


お金がないから、時間がないから、子供たちにあきらめて貰わなければいけないことが増える。
部活や習い事、進学。
私にも言えずにいるかもしれない、いろんな事。
何より、確実に失う、家族の中での父親という存在。


子どもが進みたい道に進んで行けなくなること、生活に困ることも覚悟の上で、見捨ててもいいと思えたから、不倫なんてできるのか。


私は、右から左に、そんな風に変われない。
なんでこうなっちゃったんだろうと繰り返しながら。
黙々と自分の中に落とし込み作業を繰り返していただけ。
気の狂いそうな、作業。
生きてるだけで必死だったよ。



今だから言える。



「こうるさい部外者、黙ってろ」