惣十郎浮世始末
昨年読売新聞で連載されていた木内昇の「惣十郎浮世始末」が中央公論新社から単行本で発売されているのを今朝の新聞で知った
続編が読みたい!!
シリーズ化して欲しいと思ってます!
何十年と読売新聞を購読していて、初めて最初から最後まで夢中で読んだ作品です
なんなら翌日が楽しみで仕方なかった
事件も気になるけど、登場人物それぞれが魅力的で、傑作でした!
文庫になったら買う(笑)
で、1年間惣十郎浮世始末を毎日読んでいたので、すっかり習慣になり、現在連載中の「研修生」を読んでいるのだが
これがちっとも面白くない(笑)
もう半年も経つというのに、物語が一向に動かない
登場人物にまったく共感できないし
まあそれを言ったら一昨年連載の「黄色い家」も共感はまったくできなかったんですが、あの作品の頃はまだ毎日読む習慣になってなかったもので、初回読んでからすっかり読むのを忘れていて放置
そろそろ連載が終わる頃になって再び読んでみたら、なんかもうハラハラする展開になっていて、こんな朝からハラハラしたり不安を感じたりするなら読みたくないと思いつつ、先が気になるのでそのまま毎日最終回まで読んでしまった
そして惣十郎浮世始末の連載が始まって、しっかり習慣になってしまった
惣十郎は毎日楽しみでコボちゃんより先に読んでいた(笑)
そして習慣とは困ったもので、もう惣十郎の連載は終わってるのに、次の連載小説も惰性で毎日読んでしまっている。面白くないと思っているのに、ページを探して読んでしまう
そして読んで思う、また何も起こらない
そろそろ何か物事が起きて面白くなってくれるのではないかと思っているのに、また何も起こらない
このまま終わるのか?(笑)
習慣になってしまってるのでこのまま最終回まで読んでしまうような気がするけど、少しは面白くなってきたと思わせて欲しいなぁ
ああ、惣十郎が連載していた日々が懐かしい
毎日毎日、面白かったから!
来年、続編を連載してくれないだろうか
続編の連載はないのかな?
書き下ろしでもいいから惣十郎の続編が読みたいなぁ
あと惣十郎に出てきた李春先生の物語も読みたい。
惣十郎の家で下女として暮らしているお雅の恋の行方も気になる
登場人物がそれぞれみんな魅力的なんです
挿絵も素敵だったし
木内先生の他作品を見つけたら読んでみよう
その前に引っ越しを完了させなければ!
あれだけ片付かなかった山がみるみる減っている
もっと早くからやっていれば!