中学3年生の時のわたしは高校入学後も今まで通り、何の変哲もないつまらない人生を送るんだろうと思っていました。


受験期は大して勉強しなかったものの第一希望の公立高校へ入学。
地元でもかなり評判の悪い、所謂底辺校でした。
理由は校則が緩いから、と今思うと馬鹿だと思います。
ヤンキーやギャルばかりが集まっていて生徒同士で盗難事件が起きるような治安の悪い学校だったので評判はすごく悪かったです。


"普通"が浮いてしまう学校だったのでわたしも次第に髪を染めたりピアスを開けたりと周りに合わせようと必死でした。
はじめは上手くいっていたものの、やはり限界というものは無情にも来てしまいました。


わたしは元から友人関係は広く浅くより狭く深くのタイプだったので高校でも仲がいいと言える友人は片手で数えられるくらいしかいませんでした。
それなりにうまくやっていってるつもりだったのですが、ある日を境に1番仲のいい友人との間に亀裂ができました。

きっかけは、今でもわかりません。

気付いたら、離れていたんです。
何がきっかけだったんでしょう、それが分かればこうはならなかったのかもしれません。
ただ、わたしはそれを知るのが怖くて彼女に歩み寄ることを諦めました。

"そうか、もう私は必要ないんだ"そう言い聞かせ、わたしは1人になりました。
彼女にはわたしと違い、たくさんの友人がいてわたしが側にいなくてもたくさんの人に囲まれていました。

なんだ、わたしなんていらないのか。

その事実がショックで、受け入れたくなくて現実から目を背ける様にわたしは学校へ行かなくなりました。
いつも通りに朝起きて学校へ行こうと準備をしようとしても、体は正直なもので拒否するんです。

彼女はたくさんの人に囲まれて楽しそうにしているのに、わたしは1人でスマホを見ているだけ。
悲しくて、寂しくて、惨めで。
休み時間泣いたこともありました。
もちろん気付く人なんていなくて、机に突っ伏して静かに涙を流すだけ。

そんな惨めな自分が嫌で、わたしは逃げました。
母親に正直にすべて話して1週間ほど学校を休みました。
しかしそのときはテストが近かったのと、まだやり直せるんじゃないかという希望があったので落ち着いたあとはまた学校に通いました。

しかし、1度できた亀裂は直ることなんてありませんでした。むしろ、大きくなるばかり。

わたしたちの関係は修復できないほどに壊れていました。
彼女はわたしを都合よく使うだけでした。
気が向いた時、彼女が1人になった時、そんな時がわたしが唯一彼女の隣にいる時間でした。

すごく惨めですね。

案の定わたしは精神的に参り、病み、年が明け1月頃から全く学校に行かなくなりました。
バイトもせず、ただ引きこもって泣いて絶望していました。


わたしの人生、こんなはずじゃなかったのに。


そう、ずっと自分に言い聞かせていました。