昭和の世代、そのような区分けした表現の仕方は個人的にあまり好まないのだが、己の個人的感情はともかく、ここでは分かりやすくお伝えする為に、以下はその通称を使うことにしよう。


その「昭和世代」ならば、なんとなくピンと来るであろう例えとして、商店街の八百屋さんが舞台としてはよろしいかと思うが、その八百屋の大将いわく👇

「お姉さん、べっぴんさんだからコレ、安くしとくから買ってきな😊」


お姉さんと言われたおばさん👇

「えー笑、じゃあコレとコレも買うから、お値段もう少しまけてくれないかしら♡」


ヤマ返された八百屋の大将👇

「こりゃお姉さん、見た目だけじゃなく、見る目も粋だねえw よっしゃ❗️ まとめて3千円引きでどうだい、べっぴんのお嬢さん😆」


といった茶番劇であるが、見ている者の口角がうっかり上がってしまうような、そんなやり取りが行われたあの時代の光景はイメージできるだろうか?


これはいわば、売る方と買う方の双方がウィンウィンの関係であるからこそ成り立つ、「ほっこり」茶番劇である。


そしてここから、社会的に不適切な茶番劇に入るが、暴力団員の本質は直接的暴力のみに限らず、その行いが資金獲得の為の「非合法な経済活動」となれば、それは総称して「民事暴力」と言われる性質の暴力行為となる。


例としてわかりやすくする為に、本来の目的はさておき、ヤカラが飲食店をターゲットにした場合の、その道のプロが「脱法(つまり違法行為)」にならぬよう「嫌がらせ」を行うのにはいったいどんなケースがあるか、その一例を以下の茶番劇で記そう。


店の電話「トゥルルルル♪」


店主「はい、出来立て弁当の茶番劇、場ミチルでございます」


客「明後日の朝6時にノリノリ弁当100個、大量注文やから少しは安うしてもらうと助かります」


店主「ご注文ありがとうございます😊。明後日の朝6時、ノリノリ弁当100個ですね。お支払いは現金でよろしいでしょうか?」


客「そうや、定価550円なっとるけど、ナンボか負けてくれまへんか。何を隠そうワシ、お宅さんのお店のファンですねん。そやから今回こないして大量に注文するのをお宅さんにお願いして、お店の売上に協力するワケやから、ファンサービスでそのお代に手心加えるのが【友達】ちゅーもんやと思うがいかがか」


と、ここで社会通念上不適切な茶番劇は強制終了とし、代わりに「得する知恵、自分軸で生きるお金に愛され上手にコスパできる開運塾(名称はテキトーですので実在の団体とは関係ありません)」で学んだことのある、得する生き方実践中の方がお客さんだった場合を、舞台を美容院に替えて茶番劇を演じてみよう。


上手なコスパ客から美容院に新規客を紹介する為の入電としよう👇

「アタシってもう何度もお店に通ってるわけだし、アナタのお店を応援してるからお客さんを紹介するのよ。そんなアタシの顔を立てて【友達価格】で、フルコールやってあげるのがアナタのためにもなるのよ♡」


演劇終了、暴力団員と自分軸の所作が酷似している事お分かり頂けたであろうか?


知恵、そして智慧は両者とも「ちえ」と読むが、分かりやすく違いを記すならば前者は「得」をするにはどうしたら良いかを表しており、後者は「俯瞰(ふかん)力」を表している。


※俯瞰(ふかん)とは、高い視点からものごとをバイアス(ゆがみ)なく、【正しく】認知することを意味する。


では、俯瞰力を使って「友達価格」というものを、正しく認知した人の所作はいかなるものか、居酒屋のマスターを友達にもつお客さんの場合という舞台で観てみよう😉


お会計時、レジにて会計のスタッフ👇

「ではお会計、3名様ご一緒で8200円になります😊」


マスターの友達でありお客さん👇

「ではこれ壱萬円で、お釣りはマスターに渡してください。僕はマスターの友達なんで、お店を応援したいんです。少しですけど(笑)」


ここで演劇終了であるが、「得」と「徳」の違いがよくわからない方の為に簡素に解説しよう。


友達は笑顔になって欲しい

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安くさせたら友達の給料減る。かと言って高くしてくれなんてアホな話はない。じゃあお釣り置いてったら【応援】になるやんか❗️

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友達が嬉しくて次回は安くしてヤマ返そう笑顔になる

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ヤマ返されて笑ったので、もう一回ヤマ返したろ思ってお釣り置いてくる


「得」は説明せんでもよろしい思いますが、前記した茶番劇が「徳」を積んでいる一般的な生き方です。


ン? 神仏どこやねんって?


お天道さまがいつだって見てますがな(笑)