厚生労働省が1日付でまとめた2012年の人口動態統計年間推計によると、日本人の死亡数は出生数を21万2000人上回り、6年連続で自然減となった。
減少幅は前年の11年より約1万人増え、過去最大となった。
死亡数は124万5000人で前年比8000人減だったが、11年の東日本大震災による死亡数(厚労省集計で約1万9000人)を除くと1万1000人の増加となった。
出生数は同1万8000人減の103万3000人で過去最少だった。合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの平均数の推計値)は、前年の1・39と同程度になる見通し。
一方、婚姻件数は同7000件増の66万9000件、離婚件数は同1000件増の23万7000件だった。