雷雨2
大野専務side信明が薫子と幸せに結ばれた翌年居酒屋で互いにお酒を飲んでた。「なあ、さと。」「ん?」「おれ、長くないかもな。」「な、何を言っているんだ??信明。冗談だろ?」「冗談じゃない。智、僕は、生まれつき持病を持ってて長くて、20までしか生きれない本当は、もうここにはいない年齢だったんだ。僕は最初で最後の恋と結婚…でも、智は薫子のこと今でも好きだろ?」「そういわれてみれば、そうだけど。もう、叶わないから半分諦めてる。w」「だったらさ、僕が死んだときに薫子を迎えてやってくれ。それが僕のお願いだ。」「…」「僕は薫子を君から奪ってしまったことに反省してる。」「いま、そんなことをいうな。いなくなるようなこと言うな。薫子に知られたら。どうするんだ!」「僕は、ありのままのことを言うよ。」「じゃあ、今を楽しんで生きろ!!」「そうだな。今を楽しむか。」「うん。あ、この前の商談うまくいった?」「行った行った。上が厄介で話を取りまとめるのに3時間かかった。」「wwwwwあの人だな」「wwww」「信明、俺からもお願いがあるけど」「何?」「赤ちゃん、うまれたんだっけ?」「そーだよw前に、メールで送ったじゃないか」「ごめんてw」「それで、願いとは?」本来は他人が口出しをするような、じゃない。「…名付け親になってもいいか?」「ちょうどいいところだったよ。名前をつけることで悩んでた。」「候補とかある?」「あるはあるんだが、迷うんだよな~他の友人はさっさときめてたからな」「考えてる名前は?」「うーん( ̄﹏ ̄;)眞名か、百合愛でまよってるんだよな。おふくろは、キラキラネームはやめなさいそれで、百合愛と眞名っていう名前の案を出したが速攻、却下されてな。僕にとって外せないんだよななーんでおふくろは古風な名前を付けたがるんだ?甥っ子の名前は五右衛門だからなあ僕はゴンって言ってるけど(苦笑)キラキラネームでもなく、きれいな名前がいいなあと思ってるけど、なんか、いい案ないか?」「…眞百合」「ん?」「眞百合っていう名前はどうだ?ちょっと変わってるかもしれないが眞名の眞と百合愛の百合意味は、、、、百合のようにまっすぐに元気に育ってほしい。でいいかな」「それ、いいな!さっそく、薫子に連絡…」「言わないで。」「どうしてw」「たぶん、複雑な顔をするかもしれないから…」「…わかった。」俺にとって次に眞百合ちゃんと信明、薫子にお祝いに贈り物を自宅に届けに来た時が最後だった。なあ、信明…嘘って言ってくれよ。こんな俺でも、信じたくないんだ。いいよな…今度は俺が、薫子を幸せにしても…「えーと何をかおうとしたんだっけ?黒と白、青、って黒が売り切れ!?」もうすこし早く来るべきだったな。明日、来てみるか。雷…泣いてなといいけど。ーーーーーーーーーーー薫子side自分の身体を見つめて左手で触れてすべらす。まだ、信明がいそうなきがする。頭、顔くちびる、くびすじ肩、鎖骨。谷間胸小さなとっき。お腹、花弁にむかうゆび。結局触れない。怖い。お腹の奥がきゅんと疼く。シたくても、眞百合がいるからできない。寂しさが増す一向。「薫子…」その声は信明?ああ、私の後ろに素肌の温もりを感じる。たくましいからだオトコの人の手その指で、私を溶かしてくれたり、手をつないでくれた。なのに、どうしていないの?「薫子、ソレはやってはいけない。危険すぎる。」私はひとりぼっち眞百合と二人っきりもっと、あなたと一緒にいたかった。「薫子、僕は空でみまもってる。だから、君をずっとまっているひとがいるからそのひとといっしょになって。」いやよ。私は、信明だけでいい。「僕は、薫子が悲しむところをみたくない。だから、そのひとのところへ迎えいってあげて」それはだれなの?「薫子のそばにずっと見守っている人。」専務…気がつけば鏡の前で涙を流してる信明の声は幻想であった。記憶の中にある声。二度目の恋してもいいんだよね。涙をぬぐいながら服を着て眠りについた。ーーーーーーーーーーー編集後記久しぶりの「雷雨」のお話を書きました。ふだんの「妖蝶」に出てくる薫子はしっかり者なんですが、抱えきれない悲しみをもっているのです。次回も、お楽しみに♪