会長が生徒会室に帰ってきて、試食に手を伸ばすなり…

「下僕、唐揚げはちゃんと鶏肉から作ったか?」と会長は下僕ちゃんにきいた。

「衛生面を考えて冷凍を使っています。下味はちゃんと付けましたが…」

下僕ちゃんが答えると…

「あげたこは冷凍を使うにしろ、唐揚げはちゃんと仕込んでおいて温度管理に気をつけたらいいだけだろ?もちろん、ドリンクとは反対方向で調理するのは大前提。クッキーはちゃんと個包装したものを販売してから…」

事細かに会長が下僕ちゃんにアドバイスをする。

うんうんとメモを取りながら話を聞く下僕ちゃん

2人の距離は近くて、わかる人にはわかる距離…

生徒会室には副長と会長と下僕ちゃんしかいない。会長と下僕ちゃんは2人の世界に入ってしまっている…


…「何で俺は部外者なんだよ!いつも引率は俺なのに!」と副長…


「はい!わかりました!来週のイベントまでに唐揚げだけもう一度試作します」

そう言って、生徒会室を退室する下僕ちゃん


…「俺ならもっと優しくするし、世界一の彼女って自慢するのに…」