アラフォー夫婦と猫一匹の小さな暮らし。
私は高齢出産で生まれた為親は高齢。
お茶でも飲んでってくださいの温度感です。
父は今年の春に亡くなったのですが
母は変わらず介護施設のお世話になっている。
前回のお話↓
母の面会に行くと
よく母の様子を教えてくれる職員さんがいる。
職員さん「(私の)お母さん、
最近部屋に誰かが入ってきて
ティッシュを盗られるという
被害妄想があるんです」
このことは母から直接聞いていた、
「私のことを妬んだ人が
ティッシュを盗って行くんだ」と。
職員さんの話だと母の中では
まだその設定は続いているらしい。
職員さんもやれやれといった
ところではないだろうか。
ご迷惑をおかけしています
と一言謝り母の部屋へ行く。
すると母は笑顔で迎えてくれた。
そして部屋に案内してくれた職員さんのことを
絶賛する。
「この人いつもよくしてくれてねぇ〜」
とぺらぺら言葉が出てくる。
職員さんも
「いつも仲良くしてくれるんですよ。
ネッ。〇〇さん」
とさっきまで母の様子を私に話していた
職員さんとは別人のようになった。
おぉ、これがプロの技か
と感心した。
そして職員さんは部屋から出ていくと。。。
「あの人いつもあんな感じなの。
私嫌だわ〜。」
えっ
さっきまで談笑してたよね!?
怖いっ
建前は大事だと思う。
社会を平和に穏便にするために。
でもさ、
それを私に言わないでくれ
もう高齢になった母だから言わないけどさ。
こうやって容赦されるの、得だよね〜。