明日は結婚記念日
毎年忘れたフリしてしらばっくれてる
それでも旦那は
「今日結婚記念日だよね」って毎年言ってくる
私は「そーだった!」って白々しい?演技をする
結婚式はあげてないただ入籍しただけの日
紙切れ一枚でいとも簡単に契約できてしまう
「結婚」という名の契約
それで何もかもが束縛され
一生その人とだけ
添い遂げないといけないという窮屈な契約
そしてその契約を破棄したい時は
倍以上の時間と労力が必要で
なんとも面倒くさいシステム
そんな事も知らずに若かりし頃の私は
流れに身を任せるまま契約してしまった
ノリで付き合って
実家を出たいから同棲して
それから
高校時代の友達が出産して
お祝いした時の赤ちゃんの写真を見せたら
子供を作ると良い出した旦那
私は子供が好きじゃないから
DINKsで良かったのだけど
仕事で行き詰まってたのもあって
出産を期に退職した
役所で婚姻届を提出した時に記憶にある思考は
「あっけないな……」
嬉しいも感動も何もなかった
何度も別れるチャンスはあったのに
それもしなかった気の弱い私
もしあの時別れてたら別の人生待ってたのかな
なんて思いを馳せても何も変わらないのに……
過去を振り返ってもたかが知れてる
……にしても明日もしらばっくれようか
それとも夕飯作るの面倒だから
祝うフリしてお寿司でも買っちゃおうか
記念日はしらばっくれたい
けどご飯作るの面倒くさい……
仕事があったら
こんな余計な事考えなくて済むのに
よりによって
予定のない連休を組み込んでくれて
ありがた迷惑な事をしてくれる上司
もともとインドア派
アクティブに動く方では無いから
やりたい事もなく家でぼーっとしてると
余計に塞ぎ込む
そんなだから
とりあえずつらつらと書き連ねてみた