登場人物がいちいちすごい
とレビューしてる方がいたので楽しみにしていました。
読んでみると本当にすごかった!!
登場人物、著者の人生…
まさに神童です。
ネタバレになるので、あまり詳しく書くのは控えますが
演奏のプロでも練習は大変、むしろプロだからこそやらなければならない大変さが読み取れました。
ルービンシュタインはチョコレートと本をピアノの椅子の左右に置いておいて、メトロノームを使った練習が一区切りつくと自分へのご褒美として食べるか読むかしたそうです。
ルース・スレンチェンスカさんも本を読むそうです。
コンサートでは見えない裏側が必ずあって、ピアニストも人間なので色々葛藤がある。
著者本人だけでなく、登場人物のメンタル的な内容も含まれていました。
どんどん読める1冊でした。おすすめです!
それにしても
94歳でもピアノを弾いていらっしゃるのは本当に素晴らしいと思います。
神童と呼ばれた幼少期はご苦労されたようですが…
10代20代じゃなくても、まだまだ若いと思って頑張れる気がしました。
というか頑張らないとだめですね。
本をピアノの横に置いて自分へのご褒美にします
