ピアノは両手で弾くものだから、早くから両手で弾けた方がいい
レッスンを始めた頃は私もそう思ってました。
どんどん弾けるようになれば楽しいだろうし、1冊は少し難しい教本を混ぜた方がいいと思っていました。
しかし、弾けるようになるものの脱力やフォームを作る時間はどちらにしても必要になる…
そのことを考えると小さな生徒さんの場合は、片手ずつの教本を使っている時にできる限り指導して体感してもらった方がいいという考えに最近は至っています。
交互奏の教本だと左右どちらの手で弾くのか頭をフル回転させているでしょうから、フォームや脱力に集中しづらいのですが、これに関しては知っている曲が弾けるモチベーションアップには役立つと思っています。(写真左)
今はミドルCポジションからの導入なのですが、手の角度が真っ直ぐにならない生徒さんがいるので、そういう場合は教本を変えてもいいのではないかと考えています。
↑まだ導入には至っていませんが、3の指を中心に考えるという点で興味深い本です。
ロシアンメソッドと共に研究中なので、また別の記事で書こうと思います。
教材研究は常日頃からしていますが、輸入楽譜まで目を向けるとすごい数です…
ドイツ語やロシア語の本は翻訳に時間がかかるのが難点です…
せめて英語版が出ていると有難いのですが…
語学力も同時に向上が必要です
