主治医から、手術前の説明をするからご家族を。
と、いう話があり
その日時を夫に話すと

夫から驚く言葉が、発せられた。

「俺がガンにさせた訳じゃない。
ガンで死ね。」と、怒鳴り
胸ぐらを捕まれた。

要は、説明を聞きに行くつもりはない。と、言う事を言いたかったのでしょうけれど

夫のこうした暴言
暴力は、度々あったので恐怖すら感じる事もないし
ガンの治療に夫が、協力をするはずもない。と、端から期待などしていなかったのでキズつく事もなかった。

ガン患者にガンで死ね。と、いう言葉は、許しがたい。

まぁ 相手にするだけ時間のムダ。

世間体もありますから
時間があれば説明を聞きに行くようにと伝えたが、夫は治療方針すら無関心でした。

死ね。ですから(笑)
 
息子の食事や家事をよくやってくれてはいたので
そこだけは、感謝をしようと納めた。
夫には、あちらこちらに遊ぶ女性がいて、たいそうな金額を女遊びにつかっていた。

本気だとか、一番好き。とやり取りを繰り返して(笑)いるようだったが

こちらからの離婚話には、応じる事はなかったので
私も悪趣味だったか
冷やかしては、夫の女性関係をネタに
楽しんだりした(笑)
ほぼ、お笑いである(笑)

結局、夫は手術当日まで
私の大腸がんに無関係な生活をしていたので
主治医が気にする 「家族へのサポート」などは必要もないのである

家族が、ある日ガン患者になった。と、いう悩みは夫には無かっただろう。