立秋の日を迎え、 読書とスポーツをするのに相応くなった今日この頃。
さて、朝鮮が今年で建国73周年を迎えるのだがみんなは「主体思想」というワードを聞いた事あるか?
世界史について詳しい人や朝鮮マニアならご存知の沢山ある社会主義思想の1つだ!
それでは、どういうものか解説を始めていこう。
その始まりは1930年、主体19年6月30日の偉大なる金日成首領様が18歳の時の演説とされている。
『思想的研究における教条主義および形式主義の除去と「主体(チュチェ)」の構築」』という演説で
党の宣伝担当者はソビエト連邦から思想や慣習を輸入するのではなく、朝鮮自身の「ウリシク(我々式)」の方法によって朝鮮革命を前進させるべきであると論じた。
所謂ウリシク社会主義だ。
これにより、1958年までに首領様(金日成主席)の支配が確立しこの言葉は人民による彼への献身を示す目的で使い始められ、首領様の歴史や指導者としての正統性への美化など、個人崇拝が進められた。
更に、1972年の憲法改正で主体思想は公式な国家思想として掲載された。
これにより中ソ対立の影響で、ソ連と中国の両者の支配を受けず主体的な独立国としての道を歩む事になった。
首領様は1994年の死去以後も崇拝され、1998年の憲法改正で「永遠の主席」とされた。
以後、2代目の金正日将軍、3代目の金正恩将軍と代々金一族の人間が国のトップを務める事になる。これで終わるが今日の解説はどうだったかな?
ぜひ、みんなもこれを見て朝鮮について興味をもち勉強しコロナ禍が収束したら現地まで旅行するのもと良い。
どんどん学んでいってくれ。
では、良い1日を!