息子達との口論に
ほとほと手を焼いた父親が
これは言葉では駄目だと悟り
何か実例を示して
納得させようと考えた。
そこで息子達に一束の
棒切れを持って来させ
一人ひとりに折らせた。
誰一人うまく折れる
者はいなかった。
ところが束を解いて
棒を1本ずつ折らせてみると
みな容易にやってのけた。
そこで父親は息子達に
言って聞かせた。
息子達よ。御前達が
兄弟力を合わせている限り
誰一人お前達にかなう者はいない。
だが仲違いして
離ればなれになれば
お前達は立ちどころに
やっつけられてしまうぞ!
イソップ
