世界の恋愛詩集30ドン・ジュアンとヘイデ 永い、永いくちづけ 青春のくちづけ そして愛、美、すべてが 一つの焦点にあつまり 光の箭のやうに、上から燃え立つてゆく そのむかし、魂と胸と感覚と 調和して動いた、その頃のやうなくちづけ 血潮は溶岩のやうに、鼓動は炎のやうに 接吻ごとに、心はわななき その力強さ それこそ、その永さで測るべき ものであつたらう。 バイロンの詩