ずっと書きかけで、もうネタとしては旬を過ぎましたが。

あまり話題になっていなかったと思いますが、『過保護な若旦那様のあまやかし婚』ずっと見てました😁

主人公の依音は、子供の時に、浅草の老舗「染谷旅館」の板長だった父親を亡くします。

泣いている依音に、そっと金平糖を渡す旅館の息子の雪斗。その金平糖を頬張り、笑顔を取り戻した依音。成長した依音は染谷旅館の板前見習いとして働くようになり、若旦那様の雪斗は「推し」となっていました。

↓復習の意味で相関図

雪斗は旅館の従業員にも人気があり、中居さんたちと一緒に雪斗を見かけてはしゃぐ依音。

一方、雪斗の方は、依音が先輩板前と仲良くしているのを見て、拳を握りしめるくらい依音に執心の様子。

銭湯帰りの依音を待ち伏せして…、いえ、見かけたからと待っていてくださって😅、どさくさで社員寮の依音の部屋へ。←お風呂上がりに「推し」と長時間一緒にいて、のぼせて鼻血を出した依音を介抱してくれただけですけど😁

それからが急展開ですよ。

若旦那が依音をベッドに押し倒してキスですからね😤

まずは告白でしょうが！キスするにしても、せめて依音の気持ちを確かめてからが順番てもんです。

でも、依音も部屋着に着替えてるよね？若旦那様がいたのに？

中居さんたちの声が聞こえて、我に返った若旦那様は逃げるように寮から帰りました😅

その若旦那様、社長令嬢との縁談が持ち上がり、さらに女子寮から出ていく姿を目撃されて「スタッフに手を出した」との噂が流れて。

ここでも、若旦那様は突然、大旦那様に「お見合いはしません。依音と結婚します」と宣言。

だから～、ちゃんと依音に告白して気持ちを確かめてからにしなさいって。依音が「推しと結婚？」て、パニックをおこしてるよ。

ここまでが第１話。さらに第２話では、すでに結婚して新婚さんで、依音は若女将になってます。もう、ジェットコースター並みの展開😤

普通だったら、ここで中居さんたちの嫉妬とか、老舗の家風とか、お決まりのドロドロ展開かと思いきや。

女子寮から出て来た若旦那様の相手が依音だと察した中居さんは「そう言うことね」って納得してるし。

中居頭(？)は依音に優しく色々な作法を教えてるし。

雪斗の秘書の雉真も、依音に厳しい態度を取りそうな感じなのに、親戚の集まりで依音の料理を出すことを提案して、親戚に認めさせる手助けをしたり。そのうるさそうな親戚筋も依音を認めて。

とにかく、期待のドロドロは一切無し😵みんな優しすぎる～。

唯一、以前に家を出て行った雪斗の兄の雅人が突然戻ってきて、浅草に外資系のホテルを建てることがわかって、老舗旅館の跡目を巡ってお家騒動らしい展開に。

でも、それは誤解で、雅人は大女将が亡くなったあとに窮地にたった旅館を立て直し、雪斗に旅館の経営を託しただけ。ホテル建設も、染谷旅館と一緒に浅草に賑わいを取り戻したかったから。

ホテルのオープンに調理場のスタッフが足りなくて、染谷旅館から板前さんたちが手伝いに行った時も、お互いにライバル心でバチバチになるのかと思ったのに。染谷旅館側は最新の調理設備にテンションがあがるし、ホテル側は手伝ってもらって感謝してるし。とにかくフレンドリー。

雪斗と父親ほまだ納得いかなくて、特に雪斗は、何かと依音にちょっかいをかける(そう見えてるだけ)雅人に敵対心むき出し。

↓『チェリまほ』で言うなら、「安達に触るな」的なシーンもあります😁

結局は、全て丸く収まりました👏

タイトルやTVerのサムネから、もっと嫉妬とか、束縛、溺愛みたいなシチュエーションを考えてたけど、全然でした。

結局、「甘やかし」って言うのは、依音がやりたいと考えてることを後押ししたり、認めて否定しなかったり、そうゆうことですか？

↓最初は、若旦那様の恋のライバルとか、当て馬ポジションかと思った先輩板前くん。結局、ただの優しい先輩？

原作は読んでませんが、ついニヤっとしてしまうような、優しい人たちの優しいドラマでした。