白金台の熱血男のページのブログ-P2010_0326_231143.JPG
何かした?!いや、何も覚えがありませんあせる裁判員制度?!仕事休むのイヤですあせる一体なんなのだろう!?
恐る恐る封を切ったのですが、そこには大変ショッキングで胸が痛む内容が書かれていましたしょぼん
千葉に住む叔父が亡くなり、遺言書の件での呼び出しでした。
亡き父の兄である叔父とは20年会っていませんでした。昨年までは年賀状でのやりとりしかなく、今年は喪中だったので、いつもの達筆な年賀状が見られないなと思っていました。90歳の孤独死、叔父は65年間、病院に入っていました。戦争中、中国で頭に傷を負い、その影響で普通の生活を送ることが出来なかったのです。ただ子供心にたまに外出許可が出て遊びに来てくれる、千葉の落花生のおじちゃんは優しくて、父そっくりで、大好きなおじちゃんでした。就職した時には、わざわざ職場まで訪ねて来てくれました。それが最後に会った時なので、やはり20年は経っています。
いま、考えると、親戚内のおじちゃんに対する微妙な空気、子供心にイヤでした。お国のために青春を犠牲にして、残りの人生を病院で過ごした日々・・・。おじちゃんの人生は取材され、最後の皇国戦士という本になっています。優しく看護してくれる看護婦さんへのかなわぬ恋など、あ、涙が溢れてきて、これ以上書けません。おじちゃん、ありがとう。