祖父の家で飼ってた兎が死んだ
今朝4時くらいのことらしい
一昨日帰った時に、ビックリするくらい表情変わっちゃってて
元気もなくて、何があったのかと思ったら
手術して切断した脚の近くが床擦れみたいになって化膿してた
たぶん3歳くらいだった
3年前は写真くらいのサイズで、片手に乗せられた
でもあっという間に両手でも足りないくらいになった
父が抱き上げたらしがみついてきた
普段はそんなことありえなかった
母はもう無理だと言った
鳴かないから分かんないけど相当痛かったと思う
目に光がなくなってて、呼吸のペースも落ちてた
冷たかったのは気温のせいだけじゃなかったと思う
もう充分だ
このままでもたぶん明日まではもたないから
楽にしてやれ
死ぬことはあんた達にも辛いだろうけど
兎は今もっと苦しくて辛いんだ
と母は言った
もたないだろうというのは私にも分かった
人間用の睡眠薬を一錠渡されて
最期はあんた達が決めなさい
薬は苦いから飲まないかもしれないけど
それが飼い主の責任だ
飲ませないと決めるならそれでもいい
それでもまだ明日の朝まで生きてたら
家にある液体の動物用睡眠薬を取りに行ってのませてやれ
少しは楽に眠れるから
とも言われた
睡眠薬を渡された妹は、ちょっと考えて
泣きながら
いらない
と突っ返した
おそらくそうするだろうな
とは思っていたし
たぶん私がその立場でもそうした
でも
私には未だに何が正しかったのか分からない
山で生きてたら、足が無くなった時点で恐らく死んでしまう
だけど野生で生きてたのを拾ってきて
手術してまで生かすと決めたんだから
傲慢だし身勝手かもしれないけど
死ぬところまで責任持つのが筋だとも思う
でも分からない
近日中に死ぬと分かりながら
苦しいまま生かすのか
どうせ死んでしまうからと楽にしてやるのか
何が正しかったのか
答えはないのかもしれない
でも決断しろと言われた時
言葉が通じない動物を飼う以上
仕方がないのかもしれないけど
殺すのは可哀想だ
と薬を飲ませないのも
このままじゃ可哀想だし苦しむところは見たくないから
と命を奪うのも
結局人間本位の考えでしかないんじゃないか?
と考えてしまった
結局生きさせる途を選んで
もうひとつの選択肢よりも1日分長く生きたわけだけど
昔何かで読んだ本か漫画に
似たようなシチュエーションがあって
決断を迫られた登場人物が何を選んだのかは
忘れたけど
結局動物が死んでしまった後
作中で別の登場人物に
どっちを選んだにしても後悔することはない
自分が楽になりたいと思って適当に選んだのなら
死ぬまで後悔するべきだけど
死ぬ気で考えて下した決断なら、
それはきっと間違っちゃいない
みたいなことを言われるシーンがあった
本編は思い出せないけど、
なんか妙にそれだけ覚えてる
慰めかもしれないけどそう思いたい
生かすと決断したことが間違ってても
ごめんとは言わない
でも
ありがとうと言いたい
受験の時とか半年間一人でずっと過ごしてた時に
こいつがいてくれたから大丈夫だったんだろうな
と思うこともある
遊んでるようで遊んでもらってた
短い間だったけど、たぶん一生忘れない
おやすみなさい
ありがとう
