イメージは不幸せ。不幸せのイメージ。 | 駄ポエムは駄ポエム

駄ポエムは駄ポエム

社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

午前5時38分。休肝日。窓の外の夜空が徐々に白み始めてくる頃。僕は山田じぇみ子氏のオキニの音声作品でいつものように退屈と苛立ちと虚しさと寂寥感が煮詰まり凝り固まったような射精をした。床に敷いてあるティッシュに白濁液をぶち撒けた後心に残るのは死にたさ。暫く全裸で虚ろな目でそのぶち撒けたアレを眺めた後生臭くも重苦しいため息を吐いた後ティッシュを丸めてゴミ箱へ投げた。暖房の切れた部屋は思ったより肌寒くくしゃみを一発鳴らす。鼻水を啜りながら服を着ながら何となく薄汚れた出窓を見ればそこにはギラギラと主張強めに輝く太陽が昇っていた。暖かい陽光が窓越しに僕を突き刺して来て寝不足気味の僕の脳を揺らしてくる。……いや、なんか、もう、また生き延びてしまった。今夜こそはガチのマジで死のうと思ったのに飛び降りも首吊りも睡眠薬一気飲みもリスカも出来ずにまたオナニーに逃げてしまったよ。死にたい。死ねないけど。死んだ真顔のままベッドの片隅にあるタブレットを拾い操り気晴らし憂さばらし現実逃避とばかりにぎがもえかのファーストアルバムを垂れ流す。ぎがもえかさんの儚くも哀愁に満ちた歌声に酔いしれながらうっとりしていたら後ろで老猫が血混じりのゲロをベッドに吐いてしまう音が聴こえた。僕はうんざりとした気持ちを抱きながらも飼い猫の背中を撫でながらも布団にこびり付くゲロを拭う。気休めのリセッシュを吹きかけた後何もかも嫌になりベッドに転がり不貞寝。どうにもならん。BGMをぎがもえかからタイマーズに変えた。しばらく寝転んでたら微睡みが訪れ夢うつつにウトウト。一晩中原因不明の苦しさ寝れないままだったからようやく寝れると安堵していたら下から父と母のヒステリーな怒鳴り合いが聴こえて目が覚めた。どうせまた金の問題で喧嘩をしているのだろう。家計がいつもの如く赤字らしく昨日二万円を母に貸す羽目になったがまだまだ金が足りないらしい。椅子が乱暴に倒される音が聴こえたり皿が割れたりする音に怯えながら僕は毛布にくるまる。逃げたい。だけどどこに逃げたら良いか分からない。年収180万こどおじガイジがやれることはただただ蹲りながら現実逃避のためAmazonで萌え萌えマンガの全巻セットをポチることだけ。辛い寂しい苦しい消えたい……薄汚れて猫の爪研ぎのせいで地肌が見えた白い壁に向かいそんなどこにも届かない愚痴ばかりを吐き散らしていたら足元でまた老猫がまたゲロを吐いてる嗚咽が聴こえている。もうあの老猫も長くないだろう。いい加減もううんざり。死にたい。死ねないけど。もうどーでも良いや。今夜酒とプリキュアで笑えれば。そう思った。そう思い込むことにするよ。誰か俺を殺してくれ。