お父さん子でした。
小さな頃の写真はいつも父の膝の上
厳しくて、優しい人でした。
おはようございます😃
今日は父の三回忌・・早いものです。
一昨年の10月10日に亡くなりました。
86歳という年齢でした。
母は20年も前に66歳で亡くなったので、そ
れを思ったら、20年も余分に楽しめた人生でし
しょうか。
父は、余り多くを語らない人でしたが
身だしなみをキチンとすること
汚い言葉を使わないこと
字を綺麗に丁寧に書くこと
そして、何故か私(兄弟は、兄と弟がいて真ん中
の女ひとり)には仕事をしなさいと言いました。
女は家の中にいる、という考えではなかったのか
社会と繋がっていた方がいいということなのか
答えを聞かないままでした。
でも、今こうして働いていると男性の大変さも解
り、おかげでお金も貰えて、暇を持て余し(私の
場合ですが)余計な考え事もしなくて済む。
大変な事もあるけれど、やっぱり仕事をしていて
良かったなぁ〜と思うのです。
花が好きなのは父の影響。
園芸店で、隅っこに追い遣られ枯れそうな花を
「可哀想に」と買って来ては綺麗に咲かせてしま
う、そんな人でした。
孫(私の娘)にも厳しくてね
「こんなことしてると、じーちゃんに何て言われ
るか!」って言うのが娘の口癖
「◯◯ちゃんはお行儀が悪いですよ」が父の口癖
正座をして、本や新聞を隅から隅まで読む
そんな人でしたから、敵いません。
お行儀にも、うるさかった
私達家族の為に一生懸命働き
仕事を引退したあとは、家庭菜園を楽しみ
毎週、休みに父の所に通っては野菜を貰って帰る
なんて、愛されていたのでしょうね。
今思うと感謝しかないのに、その頃はわかりませ
んでした。大量の野菜をどうしよう・・って。
一人で暮らせなくなってからは弟の家族と暮らし
最期は、私達兄弟、孫に囲まれ静かにその生涯
を閉じました。
母が亡くなったのが10月29日
その時、父は母に・・・
「いい時に亡くなった。供える菊も安く沢山咲く
お参りに来てくれる人も暑くも寒くも無い
ホントにちょうどいい時期に亡くなった」と。
お父さん、あなたもですよ。
ちょうどいい時期に亡くなったよ。
幸せでしたか?幸せでしたね。
父の娘に産まれて良かった。