2023年もあと2時間。今年はあんまりブログを書いてなかったので、年末企画で紅白見ながら1つ書き上げました。
2023年11月に一眼を導入しまして。導入の経緯から思ったことまで記録として残しておこうかなと思います。一眼に関する知識はまだまだ浅いので、参考程度にご覧ください。
それまでコンデジで撮影していました。1000mmレベルの望遠性能に秒間10コマのシャッターで高性能だったのですが、感度を上げるとノイズがひどかったんです。

その上、ISOは最大3200(ノイズがあまりにもひどく使うことは滅多にありませんでしたが)、レンズフードがないのでゴースト出放題…。
夜は勿論夕方の撮影から問題大有りで、コンデジの限界を感じたので一眼導入を決めた訳です。

ミラーレスの選択肢もありましたが、一眼に比べ充電の減りが速いデメリットがあります。コンデジで末期はバッテリー4個持ちしてた中の人なので、その辺りの影響は大きいんですよね。

一眼の選択肢としてNikonのD7500とCanonのEOS90Dの2択になりました。画素数・秒間コマ数から対応ISO感度、レンズのバリエーション等…。
結局は後者、CanonEOS90Dに決まりました。NikonよりはCanonの方が、まだ一眼レンズの将来がありそうかなと。かなり悩んだ結果です。

導入初日。サロンカーなにわの金沢団臨があったので、それ撮影も含めて試運転。ゴーストのない写真に感動しましたよ…。


地下鉄撮影でも試運転。写真が黄色くなりがちなのが90Dの欠点ですが、その他概ね良好。地下鉄撮影ではゴーストが付き物でしたから、この日もゴーストレスの写真に感動しました。
この後何度も写真には感動しましたが、やっぱり抵抗なく夜の撮影が出来るところが1番デカいです。

最後に導入して思ったこと。
超望遠が使えたコンデジに比べて自由度が低い。いちいちレンズ交換しなきゃ撮れる範囲が限られますし、ファインダー撮影では撮りたいような明るさになっているか、ライブビューか撮影後に確認する必要があります。後者はミラーレスの場合は関係ない問題なのですが、構造上一眼の宿命です。
あと起動に時間が少々かかること。レンズキャップを外して起動スイッチを入れて…と、起動スイッチひと押しよりも時間がかかります。こういうのもあって、コンデジ時代よりも撮る写真の数が減りました。SDと財布には優しい話ではありますが…。
まずコンデジに比べ一眼は数倍重くなるので、遠征だと大変なこともあるかも。まあ逆にコンデジが小さすぎるだけであって、一眼のサイズは普通なんですけどね。
ただ写真表現の世界が広まるのは事実。デメリットばっかり書きましたが、コンデジでは出来ない写真表現を一眼やミラーレスは可能にしてくれます。
小回りが効かないカメラなので、見た風景をパッと記録したいような乗り鉄の人には向かないです。でも「こだわりの写真を撮りたい。」という人にはピッタリの機材だと思います。特にスマホやコンデジから一眼やミラーレスに移行した時の感動は凄いものですよ…。
今日、スマホのカメラの性能は目まぐるしい進化を遂げていて、一眼の写真が薄いスマホで撮れる時代です。一眼やミラーレスの種類はかなり減って、平均価格も上がっています。
一眼の状況はかなり悪く、新機種はエントリーモデルどころか中級機以上まで開発が終了する状況。Nikonは一眼から撤退、Canonもそう遠くない内でしょう。ミラーレス事業に集中とのことですが、ミラーレスの方もこれからどうなっていくやら。
CanonEOS90Dのキャッチコピーは「NO LIMIT.」。
これからも限界のないいろんな写真表現を追求していけたらなぁと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。