昨夜、雨の降る中を、一時間広野町までドライブ。

自宅から教室まで、2キロしか運転しない私が、自ら運転して出かけるのはレアなこと。

しかも外は雨!
視界の悪い夜!

 

 

それは、東電社員のKさんにお会いするためでした。

 

東電がいう「ボランティア」

会社から交通費いただいて来て、業務時間中の就業を、私はボランティアとは認めていませんで。。。。

それは、女子社員がやりたくないお茶汲みするのと、変わりないでしょ?・・・

給料貰っている中での就業なんだから・・・と厳しく思っていました。

普段、PCに向かい合っている人が重機持つのは大変でしょうが、業務命令ならば仕方ない。やるでしょ。給料もらってるんだから。

そう、心で思っていました。

 

 

Kさんが、自ら名乗り出て、今回は富岡に自称「ボランティア」にいらっしゃいました。

 

 

Kさんは、福島に20ヶ月勤務していらっしゃいました。

東電の勤務地異動は早くて、特に福島にいらした場合、

ストレスフルになられるので、異動が早いと思います。

私たちは、一生ここに暮らさなくちゃいけないのよ!!と、私に言われた社員さんもいましたね。

 

 

 

Kさんは、賠償部門の課長さんでした。

私と出会ったのは、2015年の10月。

福島に転勤して一年後だったそうです。

 

 

 

彼の電話はいつも生真面目で、

「大変ご迷惑をおかけしております。東京電力のKです!」と、まず第一声が入ります。

段々慣れてきますと、前置きがなくなる方が多いのですけれど、

彼は、ずっとその枕詞を必ず口にしていました。

その前置きを聞いて、私がプッと吹き出して、本題に入るのが常でした。

初心を忘れない、実直な方です。

 

 

Kさんと、Mさんと言う部長さん。

このお二人が私の担当でした。

ずいぶんと一生懸命に、私の賠償を本店に掛け合ってくださったようです。

結果は「本店が許可してくれず」・・・・・撃沈でしたが、

彼らの真摯な行動を、私は信頼感を持って見続けました。

M部長はどうしていらっしゃるでしょうか?

 

私にコーヒーを淹れてくれるの図

 

 

そのKさんが、広野まで自称「ボランティア」にいらしたので、昨夜は一年ぶりの再会を果たすべく、私のレアなドライブとなったわけです。

 

福島にいらしたときより、自宅に戻られて、少しふくよかになられたような・・・・

 

横須賀にお知り合いがいらっしゃり、第一秘書かとうの横須賀市議会議員選挙の際にも

ご友人にお声掛けくださったりして、有難かったです。

 

たまたま加藤から電話が入り、K氏&加藤が直接お話しするチャンスもありました。

 

 

憎き東電ですが、

この人たちならば・・・と信用できる人物になった方のお一人です。

福島滞在中は、率先して福島の果物や野菜を購入し、

留守宅にも宅配し、ご友人にも安くて美味しい福島の産物を送って差し上げていたとか。

 

 

 

昨日は雨の中を、富岡のお墓清掃をなさったそう。

本日は、竹やぶの伐採だと仰っていました。

お疲れ様です。

顔の知る関係だと、素直に「お疲れ様」が言えるのだと、

Kさんを通じてまた気付きがありました。

 

 

 

南相馬のお土産持参しました。

今度はご家族で、相馬野馬追い祭を楽しみにいらしてください。

 

 

 

東電は許してはいませんが、個人的にこのように親しくなる場合もあります。

税理士の先生にも、弁護士の先生にも、南相馬は撤退するように指導を受け

つい先日は、経営コンサルタントの先生から、ベテランママの会を辞めるよう

ご指導されました。

そんなことも、心痛めてくださっています。

番場さち子の応援団のお一人です。福島への「ボランティア」ありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

お互い元気で、またの再会を楽しみに。。。。

それまでに、番場さち子の生き方が決まっていることを祈って。