【主催者 番場さち子よりみなさまへ】
「福島第一原発廃炉独立調査研究プロジェクト」(略称:廃炉ラボ)は、
行政機関や電気事業者やメーカーなど特定の企業から一線を引いた立場で
福島第一原発廃炉を調査し、わかりやすいかたちで情報発信していこうとする取り組みです。

 

より多くの方に、廃炉について、原発を取り巻く状況について、分かりやすく伝えたい、知ってもらいたい。
「難しい、分からない」をなるべくなくして、みんなが自分ごととして考えられるようにしたい。

 

そう考え、私の運営する「番來舎」にて、社会学者の開沼博先生に、廃炉にまつわる様々を、
毎回、異なるゲストと語っていただく、「廃炉ラボトーク」という連続対話企画を実施しています。

 

 

今回のテーマは「福島の日本酒」。

郡山市在住の小笠原隼人さん(『fukunomo』編集長、一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっぺ)をゲストに迎え、
お話を伺いながら、小笠原さんがセレクトした福島のおいしいお酒とおつまみを用意した懇親会を開催します。
(お飲みになる方は費用として別途2,000円をいただきます)

 

 

「原発廃炉についての情報を発信するイベントで、なぜ日本酒を呑み、語るのか。」

そこには、福島の廃炉に向けたチャレンジの本質、知っておくべきことがあると私たちは考えます。

番來舎に来たことがある方もない方も、原発廃炉について興味がある方もこれまであまり考えたことがなかった方も、
ぜひ、お気軽にお越しください。

・廃炉ラボ公式サイト
http://www.1fpj.org/

 

 

【日時】
2017年7月10日 19:00 - 21:00(開場 18:30)

 

【タイムテーブル(予定)】
18:30  開場
19:00~ 廃炉ラボについて、開沼博先生からお話
19:15~ ゲストの小笠原さんから自己紹介とお話
19:30~ みんなで乾杯
19:40~ 呑みながらゆるく真剣に福島についてのトーク
     参加者の皆さんも一緒になって、考えましょう。
20:30~ 懇親会
21:00  終了

※お酒はおかわりも用意しておりますが、酔っぱらいすぎないように。
※日本酒のお土産もご用意してございます。

 

 

【場所】
番來舎(ばんらいしゃ)
〒153-0041 東京都 目黒区駒場1-28-1 駒場田村ビル304号室

・番來舎公式サイト
http://www.banraisha.com/

 

 

番來舎とは・・・
子どもたちの「居場所」、お母さんたちの「駆け込み寺」、それが番來舎です。
親も子も共に育つ「共育」、周囲のみんなで協力して子育てする「協育」をモットーに、やんわり感のある場を運営しています。

 

 

運営者 番場さち子・・・
1961年福島県原町市(現 南相馬市)に生まれる。東京の大学に学び、書道教室を皮切りに、
30年間、教育に関わる。現在、番場ゼミナール(福島県南相馬市)塾長・ベテランママの会代表。
教育アドバイザー。発達障害支援員。上級食育指導士。書道教授。相談に来る母親の多くが
心情を吐露して泣いていくことから「面談の番場」「泣かせの番場」の異名を持つ。

 

 

【ゲストよりご挨拶】

福島県郡山市在住の小笠原隼人と申します。今回は、開沼先生、番場先生という尊敬するお二人が主催するイベントであり、前々から伺いたかった番來舎さんにも行けるということでたいへん楽しみにしております。

テーマとして、私がかかわっている日本酒の事業についてお話をさせていただくということで、せっかくなので、お酒を呑みながらの方が良いと思います。福島に60以上あるお酒の中から、お酒好きにもお酒が苦手な方にも対応するお酒を、絞りに絞って数本、お持ちしたいと思います。どうぞ楽しみにお待ちください。福島のお酒は、5年連続で日本一をとっているのですが、その秘密についても、皆さんにお伝えできればと思います。

開沼さんとのご縁は、2013年にチェルノブイリへの視察ツアーに同行したのが始まり。番場先生とは、こちらも2013年に、先生が南相馬市で経営されている塾に伺ってインタビューをさせていただいたり、前職の「チャイルドラインこおりやま」という団体で主催した講演会に、ゲストでお越しいただいたようなご縁があります。

私は約5年前に、東京から福島にIターン移住をし、様々な人と出逢い、事業を運営してきました。表面的には色々なことをやっているように見えるかもしれませんが、自身の中では、何か目に見えないものでしっかりと繋がっている感覚があります。

その感覚、ご縁、福島だからこそ繋がりについてなどもお話できればと思います。(その辺りのテーマは、私と開沼さんでは感覚が違うところもありそうなので、その部分もトークで話せると、面白いかもしれません)

今回のイベント、主催者との繋がりであったり、テーマに惹かれたり、様々な理由でお集まりになると思います。こういったイベントでの1つの出逢いから、数年後に一緒に仕事する仲間ができたり、面白いチャレンジが生まれたりするのをたくさん見てきました。皆さんにとっても私にとっても、何かプラスのものが生まれる良いキッカケになればと思います。
(つい最近は、そういったご縁が1つのきっかけで、福島の女性と結婚もしました。)

皆様にお会いできるのを楽しみにしてます。

 

 

【fukunomoとは】

fukunomoは日本酒に詳しい人もそうでない人も、新しいお酒とおつまみとの美味しさに出逢えるプロジェクトです。
福島のおいしい日本酒と、ベストマッチのおつまみをセットにして、毎月、全国の皆様にお届けします。

福島県は、「全国新酒鑑評会」で金賞受賞数が5年連続第1位(2012年~2016年)の、日本一の酒どころ。
県内には60以上の酒蔵があり、個性的で質の良いお酒を醸造しています。創業300年の古い酒蔵も現役で活躍する一方、未来を担う若手の人材育成も盛ん。最近では海外で賞を受賞する蔵も頻出し、国内外問わず高い評価を受けています。
しかし、その実、県外で福島産のお酒に出会える場所は限られています。
「福島のおいしい日本酒をもっと知って欲しい!」
そんな想いを共にするメンバーが集まり、fukunomoは生まれました。
個性豊かな美酒と美肴のマリアージュ、どうぞお楽しみください。

http://www.f-sake.com/

※来場者の皆様には、fukunomo特製の酒蔵紹介冊子をプレゼントいたします。

 

 

 

【ゲストプロフィール】

小笠原 隼人/一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっぺ

1984年生まれ。埼玉県出身。
一橋大学を卒業後、アクトインディ株式会社に入社。
母親の死を契機として葬送の仕事に関心を持ち、葬儀相談サービス「葬儀サポートセンター」や霊園・墓地検索サイト「ついのすみか」の運営に勤める。自身も相談員として、退職までの3年間で、1,233件のお葬式とお墓に関する相談を受ける。

2012年8月より福島県郡山市に居を移し、現在は、18歳以下のこどもの心の声を聴く「チャイルドラインこおりやま」事務局長や、福島の今を生きる人の動画インタビューサイト「ふくしま人図鑑」の編集長を勤める。

チャイルドラインの設立から仕組みづくりを終えた後、「福島から100の事業を創るチャレンジプラットフォーム」をビジョンとし、2015年に、一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっぺを設立。事務局員として、福島の食のファンクラブ「チームふくしまプライド。」や、美酒の美肴のマリアージュ「fukunomo」事業を立ち上げる。

福島で事業をする中で常に意識しているのは「喪失からの再生」。目指すのは、「1人1人が自分のストーリーを生きられる世の中を創る」こと。

 

お待ちしております。

残席5名様

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