継続は力なり、、、

 

 

 

うちの老父は、何を隠そう十一年前に急性骨髄性白血病で倒れた経験があります。

 


本人も周囲も、もうダメだろう、、と覚悟もしました。

息子のセンター試験の丁度一週間前に、病名が発覚し、緊急入院となりました。

 

あの頃、南相馬市内には血液内科医もおらず、受け入れる病院もなく、数時間ホームドクターに色々探していただきましたが、結局どこの病院も満床だと断られ、土日を自宅で過ごし、月曜日に「ガンセンター」へ直訴しに行きました。

 


無菌室も経験したし、毎日の検査数値にかなりの緊迫感がありました。

一週間治療して、数値が下がらなければ、お覚悟を・・・

と、私がひとり、ドクターの話を聴かされたときの混乱。動揺。


そして続く高額治療費に、来月の支払いは出来るのか?と泣き泣き病院から帰宅した日も。。。

 

 

 

半年後に無事、寛解してからもう十一年が経ちます。

 

未だに、定期的に血液検査は行っていますが、薬を飲むこともなく、我が家では一番元気な年寄りです。

 

 

超多趣味な老父の趣味の1つが、パークゴルフとグランドゴルフ⛳️🏌️
台風以外は、とにかく毎日ゴルフ場にちょっとの合間でもコツコツ練習を楽しんでいました。

インドア派の母とは正反対で、かなり呆れられながら。

 

 

 

○○さんや●●さんには、どうしても勝てない、、とボヤいてましたが、ようやく優勝できたみたい。🏆
継続は力なり、、のお手本です。

 

 

まして、病気を克服しての活動ぶりには、ご近所でも病に倒れる方々の指針となっているようです。

「ばんばさんがあれだけ良くなったんだからー、生きる見本がいるからー」と仰っていただいているようです。

 

 

手先が器用で、掃除好き。生きる力がある人です。

先日も壊れてしまって処分されそうな草刈り機を譲り受けて、自分で修理したようで、まだ使えると自慢していました。

母の車用の車庫も、一人で日曜大工で作り上げました。

私はなぜか、父や母の器用さが全く似ず、残念な娘です。

 


口数が少ないと、もっといいじーさんなんだけどな。。。

私は男のお喋り嫌いなんですが、我が家で一番話しも好きです。

母が留守のときは、方々のお友だちに電話もかけまくっているようで、お騒がせしています。
まあ、元気で毎日ラブリーに生きているので、娘としてもハッピーなわけです。

 

父のような快活で、むしろ無神経なくらいが、ストレスも溜まらず長生きするんでしょうね。

白血病やガンの病の方の、いいお手本となっていることは確かなようです。