国に申請していた助成金、却下されました。。。。。。

 

 

 

ベテランママの会では、震災直後から傾聴のボランティアを通じて
市民はもとより、被災した皆様の叫びを聴きとって参りました。

...

 

 

正直に申し上げますと、我々スタッフも疲れています。
だって、もう丸六年も経つのですから。

 

 

それに、ベテランママの会の持ち出し金が多額になりました。
スタッフたちも皆、手弁当です。

 

 

 

少しでも活動資金にと思い、秘書たちが忙しい中を申請書を書き上げてくれました。でないと、私が全部持ち出しするので、もういい加減にしてくださいと、第一秘書や会計から注意を受けます。

もごい(相馬弁で、愛おしい、かわいい、可哀想の意味)のは、今回活躍してくれた秘書の秘書が、「僕の力不足で申し訳ない」と言ってくれたこと。

 

 

 

「放射線基礎知識テスト」
こちらは、少しでも風評被害を失くす為にと、本当の基礎知識を

福島の子どもたちには必修として、

県外の学生さんにも、ぜひとも子どもから大人まで学んでいただきたく作成いたしました。

監修を早野龍五先生、坪倉正治先生に依頼し、印刷を待つ状態までになっています。

資金だけが問題でした。

 

 

 

「心の相談室」
被災地では、大変残念なことに、減るどころか自死が増えている状態です。しかも若者の心の闇がかなりの割合で増えました。
私もほぼ毎日、直接面談やメール、電話で心の叫びを聴き取りしてあげています。

10代から60代70代までの方々の声を拾っています。

最近、男性からの相談も多く、秘書たちが驚いているほどです。

 

 

 

この相談業務に費やす時間は膨大です。

意を決して話をしてくれる人たちは、1時間2時間・・・と話し出すと止まらない方もいます。

中には、涙涙涙・・・の方もいらっしゃいます。

男泣きに泣かれる方もいらっしゃいます。

 

私には何も具体案は無いのですが、しっかりとお話しだけは聴いて差し上げています。

 

 

 

 

この2点に関して、国は却下しました。

 

 

 

放射線に関しては、復興庁は関わらない。
教育委員会に任せろというもの。

 

 

 

相談室に関しては、ベテランママの会が行政と協力していないことが悪者のように言われました。

 

 

 

勇気を出して、病んでいる人が

番場を頼って、やっとの思いで訪ねて来て話しをしてくれます。

それをまた昼間しか開いていない行政の窓口につなぐ・・・ことや

病んでいる人にもう一度辛い話を再度させる・・・ことは、

私には考えも及びませんでした。

 

 

その行為や、勇気や手間やエネルギーを、私は苦悩している人に、差し向けられません。

 

 

私のところに相談に来るのは、私が顔の見える関係やゆるい状態を保っているからです。

 

 

 

明らかに病気だと思われ、診察が必要な方には、メンタルクリニックの受診を勧めていますが、それも適切ではないとご意見されました。
行政を通すべきであると。

 

 

しかも、ベテランママの会のスタッフは、臨床心理士などの資格保有者でもないからと。

国家資格はないかもしれません。

でも、私には経験があります。

そして、これだけ必要とされている自負があります。

 

 

 

 

 

 

 

怒りで私は体が震えました。

 

 

 

 

国は、福島復興をどう考えているのでしょうか?
復興に必要なのは「人」です。マンパワーです。

 

 

 

現場を見に来てください。

現場の声を聴いてください。

30キロ圏内で疲弊している我々と生活してみてください。

私は中央で、苦労もなく給料をもらって生活している人に、そう言いたい。

 

 

 

若者でさえ、7年目を迎え、崖っぷちを歩いているのが福島県の被災地の現状なのです。緊急に、早急に助けなければならない人命や心のケアを一体どう考えているのでしょうか?

若者が命を絶つこの現実を、国は把握しているのでしょうか?

 

 

 

福島は、特に浜通りの懊悩している住民は、棄民になりそうです。

 

 

行政の力は借りない。
自力でやります。
私はそう宣言しました。

 

 

 

私たちは間違っていますか?
緊急課題を、私たちは粛々と、私たちを必要としてくれる人たちのために行っていきます。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。