「本日看護師さんとの会話@近所のクリニック」

 

 

震災後、除染の作業員の健康診断が増え、

クリニックの待合室は、いつも作業服を着た見慣れない顔の男衆で

満員御礼の状態でした。

オバチャンの私でさえ、入るのに威圧感があったのですから、

若い女性や子連れのママたちは、一瞬怯んだに違いありません。

 

 

今日は、どうしたのかな?と思うほど静か。。。。

 

そういえば、お弁当屋に勤務している若者から

作業員が急激に減り、

弁当発注も激減したと聞かされていたことを思い出しました。

 

 

 

「今日はずいぶん空いてるね」・・・と私。

注射を打ってもらいながらの会話。

 

 

「でも、今度、

沼や池の除染が始まるんだって!」と同い年の看護師Aさん。

 

 

「沼や池の除染って、結局山からまた土や枯葉が落ちてきて、同じことだと思うし、

沼の底の汚泥が汚染土になって、またフレコンバックが増えて、景観悪くなるだけじゃないの!?」と、別の看護師Bさん。

 

 

「沼の除染って、水を一度全部抜いてから底の汚泥を払うんでしょ?

魚もいなくなるんだろうし、生態系も変わるんじゃないの?」

 

 

 

「もう6年も経つのに、無駄な除染でお金使うのは止めて欲しい」

 

 

 

「これ以上汚染土のフレコンバックを街に増やさないで欲しい」

 

 

 

「番場さん、環境省や復興庁に、知り合いがいるなら止めさせて」

 

 

 

「もっと地元が望む復興の仕方を考えて欲しい」

 

 

 

「同じお金を使うなら、地元の要望を聞き入れて欲しい」

 

 

 

いろんなご意見はあると思うのですけれど、

本日承ったご意見をお知らせいたします。

 

国や県や、行政の方がご覧になると良いのですけれど。