高野病院に関して,ご支援、ご声援ありがとうございます。
大晦日に高野先生の予想だにしなかった突然の事故に、広野町をはじめ、高野院長の出身地である南相馬市でも、たくさんの悲しみの声が聞かれました。
昨日、広野町町役場にて町長の遠藤 智氏、「高野病院を支援する会」代表 尾崎章彦医師、坪倉 正治医師による記者会見が開かれました。
遠藤智町長より、町長が尾崎医師から高野病院を支援する会代表を引き継いで、広野町として全面的に高野病院を支援してくださることが発表されました。
ご英断に感謝します。
これにより、支援に集まった医師の宿泊代、交通費を支給することも発表されました。
ただ、しかしながら、人口5000人の小さな町の援助では、資源に限りがある事は、予想がつきます。
支援の輪が広がっていることも事実ですが、102名の患者さんがいらっしゃいます。1月は名乗りを挙げてくださった男気のある医師の方々でなんとか凌げても、2月以降の目処が立っていないのが現状のようです。常勤医も未だ決定しておりません。
ご親族の皆様、患者様にとりましては、高野院長の突然の訃報にどれほどの混乱と悲しみの日々かとお察ししますが、「高野院長はこの窮状を、自らの命に代えて訴えてくださったのではないか」と言う方もいます。
昨年、高野院長のお兄様の、地元でも人気の眼科医の先生がお亡くなりになりました。
「君ももう充分頑張ったから、こちらに来て休みなさい」と、お兄様の眼科医の先生がお呼びになったのではないかと、地元ではそのような声も囁かれています。
高野院長にも、お兄様の眼科医院長先生にも、感謝の声しかなく、改めて先生方の医療に掛けた人生を感銘をもって感じさせられています。
お正月3が日も終わりました。
お嬢様の高野己保理事長が県の職員に窮状を訴えた時、
「御正月明けに検討します」と仰ったと聞きましたので、
今日明日あたり、福島県や福島県立医科大学からのご支援の一報が届くことを、
一県民として、心からの期待をもって待ち望んでいます。速やかに、温情あるご英断をお願いします。
――――――――――――――――――――――――
昨日の報道
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055733541.html?t=1483440631506
昨日の記者会見に関する記事です。テレビでも取り上げられました。
・ NHK 院長が火事で死亡の高野病院 広野町が存続支援へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170103/k10010828091000.html
昨日の記者会見に関する記事です。今回の経緯、地域の方の声がまとまっており、院長がいかに地域医療を守っていらしたかがうかがい知れます。常勤の確保のためには県や国の支援が不可欠であることが書いてあります。
・ 読売新聞 高野病院支援する会 医師の応援を呼びかけ
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20170102-OYTNT50067.html
当会の尾崎医師の「全国の医師の力をお借りしたい」というコメントが掲載されています。
・ 福島民友 広野・火災で高野病院長不明 全国から医師募る、支援団体が発足
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170103-138844.php
当会の尾崎医師の「双葉郡への住民帰還や地域医療にとって正念場」というコメントが掲載されています。
・ 毎日新聞 遺体は高野病院の81歳院長 福島・広野
http://mainichi.jp/articles/20170104/k00/00m/040/052000c
今回の事件についての記事です。
・ 西日本新聞 遺体は病院長の高野さん 福島県広野町の火災
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/299136
今回の事件についての記事です。
--------------
.facebookページ、ウェブサイト
facebookにおいて高野病院を支援する会のページを作成いたしました。
https://www.facebook.com/savepatientakano/
最新情報をupdateしております。
高野病院を支援する会のウェブサイトも作成しました。
http://savepatientakano.sakura.ne.jp/
こちらも最新情報をupdateしております。
皆様の周りに紹介していただければ幸いです。
---------------
本日4日の18時15分から「Nスタふくしま」にて本日の記者会見が放送される予定です。
ぜひともご視聴ください。
今後ともご支援よろしくお願いいたします。