もともとは、高見教室から始まりました。
東京で就職を許されなかった一人娘は、原町に帰って教室を開きました。
あれから２８年以上も経ちました。
なぜか、原町の企業に就職しようとは露とも思わず・・・・
若い身の上で独立して仕事を始めたのでした
第二教室を大木戸に開いたり、西町に開いたり・・・・念願の一小前にもオープンできました。
若さ故、怖いもの知らずで失敗を恐れずに走り続けた２８年でした。
途中、結婚や出産もありましたが、離婚もし、一人で子ども二人を育てるために
たくさんの犠牲も払いながら、頑張り続けた２８年でした。
生徒が増えて、手狭になったため、桜井に教室を開き、今年は幸先良く１～２月の頃からご予約も入り、新年度の新しい出会いにも期待いっぱいの年でありました
地震・・・・・津波・・・・・どれも想像以上の被害でしたが、原発事故の放射能汚染が南相馬の、福島の、すべての人々の人生を狂わせました
私だけではない！といつも自分に言い聞かせております。
二人の弁護士さんに、南相馬では無理ですよ！とアドバイスいただいて・・・泣く泣く諦めて桜井教室をたたみました。
何人かの卒業生から「帰る場所がなくなった・・・」と言われましたが、お家賃が支払えないので苦渋の決断でした。
最後に運ぼうと残してきたお掃除道具やらなにやら・・・・新しく入居する人が決まったと連絡を受けたので、とうとう完全撤去してきました。
ナオヤとユメがお手伝いを名乗りでてくれましたが、あいにくの雨なので家族だけで濡れながら片づけしました。
思い立つとあと先考えずに、パパパーーーっと行動に移すのが私の良いところでもあり、欠点でもあるのですが、今回だけはいろいろいろいろ今後の人生大いに悩んでおります
でも、番場さち子、このままでは終われません
今日は早くからビールを開けて、飲みながら考えたいと思います（やっぱりそこへたどり着く
）