幸せ *3


二人でドライブするの

MACOちゃんのライブ以来。

あの時と同じようにMACOちゃんの曲を

流しながら大ちゃんを居酒屋まで送り届けた。

そして、私は家に帰り、

明日、大ちゃんと遊べることを

楽しみに寝ることにした。

 

♪ブーブーブーブー

 

着信音が鳴る。

眠たい目をこすり、スマホの画面も見る。


夜中の3時過ぎ、

こんな時間に大ちゃんから連絡が入った。

電話に出ると、

“まこ~、寒い。迎えに来て~”


帰りは漫画喫茶に泊まるって言ってたのに

電話をかけてきた大ちゃん。


これだから酔っぱらいは・・・

 

迎えに行く頃には朝日が昇ろうとしていた。

助手席には酔っ払って

気分良さそうにニコニコとする大ちゃんが居る。


“まこだいすき”


曇った窓ガラスに大ちゃんはそう書いた。

本当に調子がいいんだから…

私たちは笑い合った。


家に帰るとすぐ、

大ちゃんは私のベッドに飛び込み、爆睡。


疲れているのに、こんなに飲んでくるなんて、

本当にだらしないんだから。

そう心のなかで思い、

私ももう一度寝ることにした。


いつも離れ離れだった私にとっては

とても愛おしい時間。

夜中に起こされたって、

大ちゃんがそばにいる。

それが嬉しくてたまらなかった。

 


「も~そろそろ起きないの~?

    お昼過ぎてるよ~」


「もうちょっとー」


そんなやり取りを何度も繰り返した。

大ちゃんが起きた頃にはもう夕方。


「も~せっかく会えたのに~。

 もう大ちゃん帰らなきゃじゃん!」


「なんで、早く起こしてくれなかったんだよ~」


「何回も起こしたってば!」


「まこのせいだからな~」


「からかわないでよ~もう酷い!」


「ごめん、ごめん。怒んなよ!

  またすぐに会いに来るから」



*恋、まこ*
今日も恋していますか?
次回も楽しみに😊