タロットカードの面白いところは、78枚のカードどれが出るかわからないところです
ぶっちゃけ偶然出たカードに意味を持たせて人間の吉凶を当てはめて読むのが占いです
なので、当たる確率は50%ってところでしょう
同じことを何度も占っても当然その都度違うカードが出てきます
と言いつつ同じカードが何度も出てくることも普通にあります
そのどちらも偶然出たカードに過ぎず、その中に偶然の一致を見出すこともあります
今更ですが、占いは 命 卜 相 と大きく三つに分けられます
命術は、生まれた時間や場所によって占います
占星術や四柱推命、紫微斗数、九星気学、数秘術等です
生まれた瞬間から背負う変わらない命運です
本来持って生まれた性質、特性、人生を読み解きます
卜術は、タロットカード、ひび割れの形、コーヒーのシミからあらゆる物を昔から人々は占いの道具として使ってきました
そうなんです。 偶然出たもので占うので もちろんその度に出るものも変わります
相術は、手相や人相が代表的ですが、表側に見えるものから性格や資質などを占います
命術と違うのは、占う時期によって変化もするし、
いわゆる吉相というものに自分自身を寄せていくことで開運に近づけるというものです
お墓や家、名前などにも相術はあります
こうしてみると昔から人は占いが大好きなのですね
太古から 偶然のものの中に自分が欲しいメッセージを見出して生活に役立ててきました
タロットカードの歴史をさかのぼると、
ゲームに使われたりアートとして扱われていた時代もあったそうです
占いの道具になったのはそのずっと後で、限られた人が占いを取り扱っていたそうです
今日私たちは誰でも本屋さんに行けば、
タロットカードの意味が書かれた本もタロットカード自体も簡単に入手して
手軽に占いを始めることができます
その日の運勢でもいいし、どちらを選ぶか迷っている時でもいいし
どんなことでも手軽にカードを選んでメッセージを読んでいきまげげ
私は自分自身の心の整理をしたいときに自分のためのカードを引きます
その時にわからなくてもあとから
『あー、そういうことだったのー』
なんて納得するときもあります
その時に答えが出なくても、
そうやって自分について俯瞰して考える習慣がついてきたことが何よりも収穫でしょうか
今や私にとって
“ボールは友達”ならぬ “カードは友達”となりました
自分一人では気づけなかったことをカードは気づかせてくれるそんな存在です
自分のダメなところも受け入れてあげよう
私のいちばんの理解者は私なのだから
悩みや問題が発生するとなんとか解決しようと頑張って
現状を変えようとしてしまいがちだけど、
繰り返し起こる人間関係のトラブルは
案外自分の内面の投影だったりするみたい
私が私をヨシヨシしてあげよう