SPFとPAについて

UVA防止効果の新基準「PA++++」について
日本独自のUVA防止効果示「PA」がISO(国家標準化機構)より国際規格として認定されました。
これまではUVA防止効果の表示としては「PA+++」が最高レベルでしたが、更にUVA防止効果の高い製品において、２０１３年の１月１日より新たに「PA++++」の表示が導入されました。

日焼け止めの効果表示

日焼け止めの効果はSPFとPAで表示されています。

SPF(Sun Protection Factor)はUVB波の防止効果を表します。
UVBを浴びた際、皮膚にサンバーン(赤くなる日焼け)ができるまでの時間を何倍に長くできるかを表したものです。
またSPFの上限は５０+となっています。
測定方法に限界があり、５０以上の数値は信用性が低い為、設定されません。

【SPF１＝２０分】SPF５０は約１６時間半の効果が期待出きることになります。
ただし、効果の時間は理論地域値ですので実際の効果時間は短くなります。
例えば、紫外線の強さ、日焼け止めの塗りムラ、発汗や接触により日焼け止めが取れてしまう等、様々な効果時間の減少の要因があります。
その為、日焼け止めは２～３時間おきに塗りなおし、SPFを過信しすぎないようにしましょう。

PA(Protection grade of UVA)はUVAの防止効果を表します。
PAはUVAによる短時間で皮膚が黒くなる反応(持続型即時黒化)を指標にしたUVの防止効果を表します。
また、「+」の数が多いほどUVAの防止効果が高い事を示しています。

PA+           UVA防止効果がある。

PA++         UVA防止効果がかなりある。

PA+++       UVA防止効果が非常にある。

PA++++     UVA防止効果が極めて高い。