現役の中学校教師です。

3年生の学年の代表をしています。

教育に対して思うこと、考えたことなど書いています。



最近ブログで書くことの多かった部活動のことです。
1年間目標にしてきた県の大会に出るための大会に負けました。
目標を達成することができずに終わりました。

私自身、ここまで気持ちを入れたことがかつてないと言いきれるほど、この1年間部活動に入れ込んできました。
正直、心にポッカリと穴が空いなような状態です。
目標を達成できずに終わったことが本当に悔しくて。
でも、結局は私の力不足です。私に選手を高みに連れてっていかせてあげるだけの力がなかった。それに尽きると。
競技的な技術面の指導力が足りていないのはさることながら、私が力を入れてきたメンタル面の部分でも。

私は昨年度の学年が引退するときに決意しました。

自分に矢印を向けることができるチームを作ることを。

ひたすら、練習のたびに、試合のたびに、選手には伝えてきました。

極端な言い方をすると、それしか言ってきませんでした。

選手はギャグのように使っていたりすることもありますが、それだけ生徒には浸透したと思っています。

チームは変わったと思います。勝ちを積み重ねるようになりました。


でも、昨日の負けたら終わりの大事な試合。

ハーフタイムに帰ってくる選手の中に、味方選手への不満を告げながら帰ってくる選手がいました。

文句を言っていても変わらないぞ。と指導することになる。そんなことを言いながら、この試合を落として、後悔ないのか?そんな終わり方で良いのか?と指導する。

最後の最後に、矢印が外を向く選手が出たこと。

これが敗因だと思っています。

私は1年間これを伝えてきた。

結局、それが浸透しきれていなかったのか。

自分自身の力の無さ、甘さを痛感しています。

情けない。一体、何をしてきたのか。

最後にその部分を選手には謝りました。

私に力がなかったと。


私が願うのは、選手たちには、もう2度と同じ思いをしまいと、何をするにも自分に矢印を向ける姿勢をとる。

そんな人生をこれから歩んでいって欲しい。この悔しい思いは一生忘れない。忘れないで欲しい。私は忘れられない。

こんな思いは2度としたくない。自分に矢印を向けて生きていくことを選択して欲しい。