現役の中学校教師です。

3年生の学年の代表をしています。

教育に対して思うこと、考えたことなど書いています。​​



先日の自分の子どもの幼稚園の授業参観に行ってきました。
授業参観の後、年度始めということで、園長先生から教育方針についての話がありました。
幼稚園の教育といえども、中学校での教育と変わらないと思う部分もあったりして、同じ教育者として話を聞かせてもらいました。
そこで改めて感じたのは、教育には正解なんてないということ。
話を聞いていて、自分の考えと近いと思うところや、全然ちがうなと感じるところなどありました。
自分の考えが全て正しいというような勘違いはもちろんしていませんので、相手の考えに対してもリスペクトの姿勢を持ちます。
これは、職員室の中でもそうで、私はちょっとズレてるのかな?と思うくらい周りと考え方がちがうこともあります。
教育については正解はないと思います。
なので、生徒にとっては、このズレは必要なことなのではないかと思います。
私たち教育者、それぞれが正しいと感がしていることを、
「私はこう思うよ。」
と伝えていってあげることが大事なのかなと。
生徒はいろいろな考え方を聞いて、その中で自分に必要なものを掴み取っていく。
そうやって、生徒自身が三者三様の成長をしていけばいいのかなと思います。
教員が複数いて、同じことしか教えてあげられない。
もしくは、担任がいて、担任以外が生徒に伝える機会がない。
なんていうのは、生徒にとって不幸なことだと思います。
色々な考え方、生き方に触れさせてあげたいと思いました。