歌が上手いなーと思う人、たくさんいますけど、
その中でも色々な系統があると思う。
私が音楽家としてやっぱり歌い方が違うなあと感じる人たちって
何か傾向が似ている気がします。
レディーガガ、宇多田ヒカル、プリンス、桑田圭介
間違いなく才能があって
誰からも尊敬されていて、私も大好きなアーティストたち。
いわゆる「歌手っぽい」歌い手ではないかもしれない。
マライア・キャリーとか、セリーヌ・ディオンとか系ではない。
どっちかっていうと個性派。
この4人の(あ、あと最近ならk-pop のPSYもそうかも)歌い方は
音程が合っているとかいないとかそういう次元でもなく
自分の歌う所こそが音程なんだ、という説得力があるように思います。
つまり完全に「音楽」を自分のものにしてしまっている歌い方。
「音」というものに対する媚が全くない。
「自分」が完全に「音楽」を押さえ込んでしまっているというか。。。
支配してしまっているというか。
音程がずれるとかずれないとかそういうのがない。
私の通るところが道になるのだから、場所を開けて!
みたいな迷いのなさがあるなあ。
本物の天才を前にしたら、
「音程」も「リズム」もおもちゃのようなもの。