本当に不幸なのは、
出来ることを未完のまま放りだし
理解もしていないことを、やり始めてしまう人々だ
彼らがやがて、嘆くのも無理はない
- ゲーテ -
人生あるあるでしょうか。
未完のまま放りだす人は
飽きっぽいか、完璧主義のどちらかが多いように感じます。
いろんな経験を積む意味では、
少しかじって、止めるのが
悪いこととは、思いません。
ですが、未熟なままで
実にならないのも事実で、
その積み重ねで「自信のなさ」が構築されてしまうのも事実です。
ゲーテが言ってる「嘆く」のは、ココ。
完璧主義の人は、実は「その経験の先」を追い求めているのですが
完璧主義であるからこそ、
少しのミス(勉強の時間が取れなかった、間違えた、選択ミス)が許せず
自分に合わない
ニーズに合わない
時代に合わない
そもそも時間が取れない
などと、自分のミス以外を理由にして
止めてしまう。
「未完のまま」は、歯抜けのピラミッド。
なにより
「放棄した」という自覚は
あなたの中に、根強く残っているはずなのです。
例えば「この資格を取ろう!」と思ったとき、
この資格を活かして、人のためになるような「何か」をしている自分、理想を思い浮かべたことでしょう。
そこが「目的」だったのに
いつの間にか
「資格を取ることが目的」にすり替わってしまい
合格したら満足し
本来の理想を忘れてしまう。
だから、視えないところで
「何か違うんだけど分からない・・・」
が積み重なってしまうのです。
満たされない原因は、目的と目標のすり替えです。
知らず知らずのうちに、積みあがる恐ろしい「すり替え」
「未完」とは、目的達成できていないこと。
目的は資格を取った先、だったはずです。
それを予防するには
紙に書くことが一番効果的![]()
![]()
ピラミッドのてっぺんには「目的」を書きます。
もしかしたら、抽象的なのが多いかもしれませんね。
豊かな生活
幸せな生活
お金に困らない生活
とか。。
次に、それを達成する「シルベ」を具体的に書きます。
そして
〇月〇日までに、〇を取得。
というように、必ず期限を設けます。
未完のまま終わる人の多くは
「いつでも出来る」
「やればできる」
「本気を出してないだけ」
と思いがち。
この未完の「積み重ね」は、
今後のメンタル構築に
かなり影響を与えます。
本当のトラブルに見舞われたとき
あのとき頑張れたんだから、絶対出来るはず![]()
という自分を構築するか
あのとき頑張れなかったから、今回も失敗するかも![]()
という自分を構築するか
どちらが自分の理想に近いか、
ひとつひとつ、考えて行動してみて![]()
紙には絶対書いてください。
そして、いつも見てください。
この・・・
最初の段階で
いつでもできる
とか言っちゃって
「未完」を作っちゃあ、
ダメよ![]()
