「お金を稼ぐの、難しいなあ…」
お客様が、ポツリと呟いたのを
今でも忘れることが出来ません。
若い層は、保育園に預けられず働けない。
年配層は、介護や鬱などで働けない。
あるいは、体調不良で働けない。
アメリカでは、保険制度が日本と違うため
ひとり病人が出ると、ひとりが看護に割かれます。
医療費が高すぎて、簡単に病院に行けないのです。
そうすると同じように、働けなくて収入が減ります。
だから、権利収入ビジネスが流行ったのでしょう。
理由は違えど、働けない。
日本も同じようになってきました。
ある女性が、ビジネスを始めていました。
彼女は離婚するために、お金を貯めると言っていました。
しかし、夫が鬱になり、見捨てることが出来なくなって
結局まだ、一緒にいます。
先日会うと、昔のような負のオーラは消えていました![]()
彼女は、旦那さんに『経済的な依存』があったことを悟ったのです。
それが原因で、お金を使うコトや節約できなかったコトに対して、、
いや、自分の不甲斐なさに対して募っていた不満を
旦那さんが「気遣ってくれない」や「気持ちを理解してくれない」ということに
すり替えていたことに気付いたの![]()
お金だけで人は豊かにはなれません。
そしてお金は、気付きのツールのひとつにすぎません。
女性ってね、男性より視野が広くて、見る目があるの。
そしてコミュニティへの愛があるの。
女性は、たっくさん稼いだら、まず家族へ奉仕しようとする。
でも男性は、たっくさん稼いだら(お金の活かし方を知っている人は)
次にビルを建てようとか、ビジネスに回そうとするの。
ここ、女性と違うじゃない?
そのうえ仕事をすると言ったら、
「子供はどうするの?」
「休日はどうなるの?」
「時給いくらなの?」
「何時までなの?」
「リスクはあるの?」
と聞いてきますよね。
ようは、自分自身が『子供や介護』の負担なく、仕事をしたいのです。
そして貴方も、それもそうだな…と受け入れてしまう。
これはお互いの依存です。
にこうさは、お金を稼ぐ=自立とは考えていません。
お金を通じての学びとは、
精神的にも経済的にも、依存することなく立つことが大事だと思うのです。
お金は協力体制です。
そこから派生する、旦那さんや家族、仕事仲間との
人間関係の学び、自分の在り方・生き方の学びがあるのです。
社会の流れを視ても、
権利収入は、今後かなり大切になってきます。
なぜ仕事をするのに「旦那さんの許可」がいるのか、よく考えてみてください。
それは貴方の中の、依存心や甘えではありませんか?
