バンコクの交通手段:車両系
車両系の交通手段はたくさんある。
■バス
路線バスが蜘蛛の巣のようにたくさん走っている。エアコンの有無で運賃が変わる。
わたしは空港からバンコク市内へ行くS1バスに乗ったきりで、他は乗っていない。
バス停を見ると、バス路線番号と、その路線の主な停留所が書いてある。
ここに書いてある路線番号のバスが、この停留所に止まるということ。
乗りたい路線番号のバスがきたら挙手でバス運転手さんへ合図する。ただ突っ立っていても止まってくれない。
バスに乗ったら、運賃係が集金にくるので支払う。料金は数十バーツ。
車内のベルを押せば止まるので降りる。渋滞中でも押せば降ろしてくれるようだ。
バスはたくさん走っているが、最新で正確なバス路線図は公表されていないので、都度バス停を見て何となく使ってみよう。
■ロットゥー(ミニバス)
ハイエースなどのミニバンが中長距離バスとして市内と地方を結ぶ。
BT(バスターミナル)を発着することが多い。
北BT(モーチットマイBT)はBTSのN8モーチット駅が最寄り。駅からBTまではけっこう距離があるのでモーターサイがおすすめ。60B。
東BTは、BTSのE7エカマイ駅が最寄り。こちらは使っていないので詳しくは各自お調べください。
ほか南BTもある。
■ソンテオ
トラックの荷台に座席を取り付けたもの。トゥクトゥクの車バージョン。
市内ではあまり走っていない印象。
■タクシー
タクシーはかなり走っている。場所にもよるが中心地ではタクシーを拾うのにそこまで苦労しないだろう。尚、ホテルや駅の客待ちタクシーより流しのタクシーを使う方がいいらしい。
タクシーはメーターのあるもの、ないものの2種類がある。
行燈に「TAXY METER」と書いてあるものを必ず選び、出発時にメーターをONにして「35B」と表示されるのを確かめること。(初乗り35B)
メーターのないタクシーは白タクのように料金交渉される。
今回両方乗ってみた。
ホテルからバンコク駅まで、メーター無しは150B、メーター有りは65B。
ということで、背に腹替えられぬ状況でなければメータータクシーを使うこと。
但し、メーターは信号待ちなどの停車中も上がっていく。バンコクは渋滞が激しいので、渋滞にハマるとメーターが2Bずつだがどんどんあがっていく。ラッシュの時間帯は電車か、モーターサイで抜ける方がいいかも。
■トゥクトゥク
三輪バイクの荷台が座席になったもの。これはどこにでもいる。
そこまで安くないが、混んでる道でも素晴らしいドライビングテクですり抜け走行してくれる。近場であれば利用していいだろう。ヒヤヒヤしまくるが。
観光客はバンコク市内100Bが目安らしい。
■モーターサイ
日本での125ccクラスのバイクに2けつさせてもらう乗り物。行先を伝えて値段交渉。距離はそう遠いところに行くものではなく、近場に行くだけのもの。
ヘルメットは言えば借りられるようだが、わたしは借りていない。(どう見ても予備のメットはなかった)
抱きつかず、シートの後部取っ手をしっかり握ってバランスを取る。足は閉じる。斜めがけバックはお腹に抱えて、体の横に出ないように気を付ける。
渋滞もなくスムーズで大変便利だが、難点としてはとにかく危険。足が他の車両に当たったり、斜めがけバッグが引っかかったり、バイクという乗り物自体の怖さがあり、さらにスマホがあまり見られないので正しいルートで行っているか不安・・
駅を出たら、主なデパート、主要道路、けっこうどこでもいるのでとても便利だが、事故も多いので必要なとき近距離だけにする。
■注意点
運転手さんは皆だいたい英語が通じない。
行先が正しく伝わらず違うところに着いてしまったこともある。
地図を見せても間違って伝わることがあるので、出発してからのルート確認は必要。