台風が来ると言うので実家に帰る。
いつもの事だが父に挨拶し、みんなで外出。
電池買って、買い物して。。。
母が夢にまで見ていたピーナッツのお菓子を買いに行く。
たまたま競輪の場外販売所の横を通る。
父と同じ位のおじさんがいる。
母が
よう通いよったね〜。
思い出す。。。
私も
書き方がわからんけど、書いてくれたら買いに来るのに!!
父さん書いて〜‼️
叫んでみる。
入院する前日まで自分で通っていた場所。
入院してからは、私が来るたびに買いに来ていた。
母にお願いして、父が望むなら母にも買いに来てもらっていた。
それで母さん怒っては、父さん落ち込んでいていたよね。
実家に帰ると今は父の車もなくなった。
郵便物も母の名前で届く物が増えた。
買い物に行っても見るものが変わった。
食べられる物が少ない父に、少しでも食べれそうな物を!!
必死になってスーパーや薬局を回り探していたり、見つけては宅急便で送っていたのに、、、
今は、お供え。よく食べていた赤肉メロン、なければ青肉メロン。
どんなに甘くても絶対赤肉じゃないと食べなかったけど、茎が青い物を選ぶので果肉の色はこの際無視。
それと、お花。
祥月命日に、お花を沢山買って行ってから父の周りには花だらけ。
つい、珍しい色のお花を見つけたら買ってしまう。
それだけ。。。
父の為に一生懸命時間に追われながら、その時に食べれる物を必死に買い漁り病院に戻り、ご飯を食べる時間が惜しかったあの時が、どんなに幸せだったことか。。。
幸せだ!幸せだ!と思いながら過ごしていたのに。
ようやく買い物を終えて家に戻ると、すでに帰らなければいけない時間。
慌ててただいまの報告をして台風に備えてベランダの物干しの固定。
父が以前、物干しを固定していたビニール紐が朽ちかけている。
パパが紐で固定し直す姿に、父を重ね、父が存在しない事を再確認させられ鼻の奥が痛くなる。
こんな瞬間が1番辛い。
食事が出来ない不安、足が動かなくなり体力が落ちていく事を実感してする恐怖、オムツにされた屈辱感、いろんな思いから解放されたんだと思う事で、何とか私も悲しみを紛らわそうと頑張っているけど、ふと父さんに電話しなきゃ!病院行かなきゃ!食べれそうな物探そう!と思ってしまった時に襲って来る、
もうしなくていいんだ。。
そう思う瞬間の切なさが、たまらなく胸に突き刺さる。
実家に帰っても、いつも私達の買い物に付いて来なくて
出たら鉄砲玉で帰ってこん!
笑いながら言ってた通り、今も父さんに挨拶くらいしかしないで出掛けちゃうけど、たまにはゆっくり父さんの側にいたいんだ〜。
私が母さんを連れ出して遅くまで帰って来ない事を喜んでいてくれた父さんだから、側にいたらいたで
おかーまと、美味いもんでも食べて来いーや。
って言ってるんでしょ。
今はまだ、父さんが家にいるけどほんとの49日過ぎたらお墓に入っちゃうんだよね。
母さんは
収まる時期が来たら納めてあげたい。
って言ってたけど1ヶ月もたたない内の49日でお墓に納めるのは嫌で、なんとか本当の49日に。。って言って延ばして来たけど、ずっと家にいて欲しいと思ってるんだ〜。
誰にも言ってないんだけど。。。
あ、今日ねチビちゃんが敬老の日に向けて幼稚園からお手紙を書くように!って宿題が出たらね、
ばあちゃん、じいちゃん死んで寂しいけど。。。
いや、じいちゃんにも書く。
ばあちゃんがじいちゃんに読んであげればいいからね。
って、長い文を言ってたけど書ききれないから、短く
ねこでわらってね。
って書いてたよ。
ばあちゃんが悲しくなった時に爆笑猫ちゃんのぬいぐるみを見たら悲しさが吹っ飛ぶからってチビちゃんが貸してあげたぬいぐるみ。
じいちゃんもばあちゃんも元気になって欲しくて考えた文に、ママも嬉しくて涙が出そうだったよ。
父さん。
何処にいたって父さんでじいちゃんなんだよね。
でも、たまには夢でいいから出てきてよ。
まだまだ涙が止みそうにない。