理事会の承認を得て、理事会推薦理事候補者を選定しました。

候補者7名中男性4名女性3名という比率、また、有識者、競技関係者以外が3名という形を取りました。

競技関係者以外からの人材を登用し活躍をしていただくことで、今までとは違った価値観や取り組みが出来ると考えています。

そして今回の推薦者名簿には私は入っておりません。

今回、最高意思決定機関である総会で、そしてその総会の構成メンバーである正会員の皆さんに、私を選任するか否かで、日本フェンシング協会の現在の取り組みについて賛成か反対かを問いたいと思っています。

投票は正会員(各都道府県フェンシング協会の代表者)の皆様に加え、高体連、日学連の49名によって投票されます。


今回、私が選挙に出ることで、フェンシング関係者の皆さんに、運営にも目を向けて欲しいと考えています。

皆さんのお住まいの都道府県にも必ずフェンシング協会は存在し、運営されています。

選手の活躍や、大会の取り組みは注目を集めやすく話題にもなります。


一方で、理事の改選は協会のVISIONやMISSIONを示す中枢のメンバーを決める大事なことにも関わらず、一部の人だけの興味にとどまり、そもそもいつ?どのように?して、理事会や総会が行われているのかさえ知らない方々が多いように思っています。

そして選挙では、都道府県のフェンシング協会の総意が選挙の投票行動に現れます。


無記名で行われますので、選挙管理委員会以外は誰がどのような投票行動をしているかは分かりません。
一方でみなさんが所属されている各支部がどのような決断をしたかは皆さんには知る権利があると思います。

日本フェンシング協会の改革は財務戦略、大会改革、強化などに留まらず、各地方協会の活発化と各支部の思いや考えを日本フェンシング協会の活動に反映させ、業務執行を委任されている理事会、委員会に反映されるようにすることです。

公益社団において、強いリーダーシップを発揮することは容易ではありません。

公益社団法人で実質的に機能し、成長していく組織にしていくことが私の仕事であると思っています。

成長戦略をしっかりと描き、未来を担う子供たちにとって素晴らしい協会、フェンシング界にしていくことが僕の目標です。

是非沢山の方々に、運営面にも興味を持ってもらい、フェンシング界をよりよいものにしていくかを議論して欲しいと思います。

沢山の方々の興味関心が協会の発展には不可欠と考えています。

太田雄貴

http://fencing-jpn.jp/news/20277/