2013年本当にありがとうございました。


どんな一年でしたか?



今だから言えますが、ロンドン五輪が僕にとって最後の試合にになる予定でした。



すでに精神的にもいっぱいいっぱいでしたし、もうこれ以上強くなれないとも思っていたからです。



次のキャリアを考えながら準備をしている時に舞い込んだ招致アンバサダー。



なんとかチャンスを掴み、勝ちきれた五輪招致。



新しいトレーニングを取り入れ、また僕にフェンシングをやる決心をさせてくれたトレーナー、コーチ、スタッフ。



スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式で言っていた



Connecting the dots



の中の最後の部分



You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.



これを、しみじみ感じる一年でした。



一方で、招致の成功、国際フェンシング連盟選手会長就任、など、でき過ぎた部分も多かったと思っています。



これは、僕の中で、運の要素が強く僕の考えている、運と実力のバランスとは少し違いました。



即ち、



実力以上の評価を受けた一年という訳です。


ということは来年以降の過ごし方がとても明確になりました。



実力をつける一年に



フェンシング、語学勉強、答弁の技術、国際感覚などなど



たくさんあります。



対外的に見て、派手さはなくても、限られた時間の中での取捨選択をしながら過ごしていきたいと思っています。



また、センターピストで輝けるように頑張ります。



来年も皆様にとって素晴らしい一年になりますように。



太田雄貴