明日、4月15日から、フェンシング競技では新しい取り組みを始めていきたいと考えています。



奥先輩や福田さんら中心選手と話している中で、アスリートのあるべき姿といったところを考えるようになりました。



それは、皆さんも記憶に新しい事業仕分けの時もそうでした。



僕自身はスポーツに仕分けが入る事に対し反対もしません。



色々勉強し考えた結果、あの場では、マイナースポーツがどういう状況かを話してきただけで、異議を唱えた訳でもありません。



マスコミの方には『異論』としっかり書かれていましたが(笑)



そんな中、フェンシング選手達に『事業仕分けって?』みたいな事を言う選手が多数見られました。



自分たちが渦中の人間なのに、あまり自分には関係ないと、そういった感じでした。



自分の意見を持っていない。。。そう感じました。



 



またアスリートはセカンドキャリア等、引退後の心配をある年齢に達した時に感じます。それは人によってもちろんマチマチですが。



引退時に『自分は何もない。どうしよう?』といった事になるケースも少なくありません。



それはそうです、スポーツしかやってないんですから。



アスリートは勉強出来ない、頭が悪い、など様々な事を言う人がいますが。。



一部を除き、それはそうです。



だって、スポーツしかやってないんですから。



勉強の仕方、人から話しを聞く機会だって一般の学生や会社員より圧倒的に少ないんですから。



でも、体が丈夫で、しかも挨拶や礼儀はアスリートの方がしっかりしている(と仮定して)とすると、アスリートが勉強ができれば、ある意味最強なのです。



この例えはあまりに極端なのですが、ただアスリートがその競技だけを打ち込んでいいという時代ではもう無いように感じます。



こういった話しをアスリート会や様々な人と話して行くうちに、フェンシング発で勉強会を作ろうと考えました。



これから月1ペースで、JISS及び各関係者の協力を得ながらやっていきたいと思います。



勉強会の中には、講演会という形をとったり、またはディスカッションできればいいなと思っています。



はっきりと物を言えるアスリート、しっかり考える事の出来るアスリート。



そういう選手をどんどん増やして行く1つの要因になるように頑張りたいと思います。



ちなみに明日の第1回は『栄養』です。講師はJISS マルチサポートの長坂さんです。



この勉強会の様子や内容は、WEBにも掲載予定なので、こちらの活動にも是非注目してください。



またアスリートのcareer developmentに繋がるような人、業種なんでも構いません。



アイディアがありましたら知恵を貸してください。



あと、相当短く文章をまとめたので、『あれ?』と思う文かもしれませんが、多めに見て下さい。



もともと国語苦手なので(笑)



それでは宜しくお願いします!



しっかり頑張ります。



太田雄貴