別れは嫌だよ。


どんなに嫌いな人だって別れは嫌だよ。


ましてや家族の別れは堪えられないよ。









「死」は誰がどうしたって逃れられない運命。
いつ来るかもわからないその恐怖と毎日うちらは戦ってるんだね。



「死」というものがいつの間にか遠い存在にさせてから目の前にいざ突き付けられるとどうしていいかわからない。




運命っていうのは皮肉なもの。








自分の家族がだんだん歳を重ねるごとに老化が明らかになってくる。

当然のことだけど
どうしても昔の家族像を照らし合わせて比較してしまう。

あの頃はあんなに軽そうに歩けたのに
あの頃はあんなに仕事してたのに
あの頃はあんなに太ってたのに
あの頃は…




そうやって照らし合わせる度に激しい不安が押し寄せる


あの頃の自分は「死」なんてものを何も考えてなかった




大学に入って考える機会が増えた。



必ず来る運命に
私は
私なら
どうやって受け止めるのだろう
あの人が
あの人なら
どうやって接していけばいいのだろう