現在日本では3人に1人が「ガン」で亡くなっているのはご存知ですか?
「がん」で亡くなる人は年間 約32万人。
さらに、2015年には2人に1人ががんで亡くなると予測されているそうです。
がんで亡くなる32万人の約80%の患者は手術や抗がん剤による治療からくる副作用などの影響で免疫機能低下で感染症をひきおこしたりして命を落としています。
ガン治療も考えものです。
治療で命をおとしてしまっては何のための治療なのか分かりませんよね。
現在の日本では「がん」と診断された時にもっとも多く選ばれる治療が
「手術」、「抗がん剤」、「放射線療法」の3つです。
僕自身もこの3つの治療を行いました。
日本ではもっとも一般的な治療方法です。
手術はがんの初期では手術の効果が期待できますが、転移があったり、
がんが全身にひろがった状態だとすべてを切り取るということは難しくなります。よって手術での完治は厳しいでしょう。実際に手術のあと、かなりの割合で再発がみつかっています。
これは、完全に切り取ったと思ったがん細胞が手術後に残っていたか、
最初から転移していたがんを見つけることができなかった、ということです。ですからガンの手術は種類にもよりますがガン細胞だけを取り除くのではなく、再発を防ぐためあらかじめ正常な組織も犠牲にして、大きく切除するのです。
手術の後も抗がん剤などの治療の併用をすすめるのは、そのためです。

抗がん剤と呼ばれる、化学療法は、点滴を使い全身にくすりを投与するので、がん細胞よりもはるかに数の多い正常細胞も攻撃してしまいます。
抗がん剤治療はどんな患者さんにもおこなえる治療ではありません。
患者さんの体調がよくないと、かえって悪い結果を招くこともあります。
そのため、抗がん剤は効果と副作用のバランスを考えながらつかうことがとても大切です。
また、抗がん剤をつかうことによってがん細胞をおさえることができたとしても副作用で苦しむ期間が長ければ患者への負担は相当なものになります。
命を救うための抗ガン剤が患者の命を奪うこともあるのです。

放射線療法はすべての部位に効果があるのではなく、治療には苦痛や体力の消耗がりあます。
また、日本では放射線の専門医が少ないうえに、治療効果は医師の経験にかなり左右されることもあります。放射線を当てる位置がたった1センチのズレが治療効果にも大きく左右されます。

ではどうすればがんに勝てるのか…

それをこのブログを通して少しづつ紹介していこうと思います。

もちろん僕自身の闘病についてもかいていきます。
僕の闘病を支えた家族や仲間についてもこれまで通り書いていきます。

なぜ…こんな事をブログに載せるのか⁇……それは今現在ガンと闘っている患者や、その家族や仲間に少しでも力になりたくて!

ガンは1人の力で乗り越える事は非常に厳しい事ですが、家族や仲間の存在はとても大きな役割を果たしてくれます。
今僕にできる事。