⭐️안녕하세요!アンニョンハセヨ〜!


このページは防弾少年団を家族に見立てた妄想ショートストーリーから派生した、読み切りのお話です。冒頭にいつのお話なのかは説明文がありますのでまずはそこからお読みください。登場人物などの詳細は登場人物紹介をみてね!






SPEAK YOURSELF [ナムジン]






💜いってらっしゃい




「え?え?なんで?え?」


ジニはナムジュンに何度も驚きの表情のまま、高い声を発した。ナムジュンの顔を見た途端、首を後ろに大きくすくめて、大きな目をさらに大きく丸くした。


「言い出せなかったんだけど、入隊するって決めたから。」


「え?入隊?もう決めたの?」


「うん。決めたの。」


「なんで先に言ってくれないの?」


「ごめん。相談できなかった。」


「なんで、」


「だって本当はすぐにジニに会えなくなるところになんて行きたくないだもん。」


「でも、だからって、なんで今もう、その頭なの?」


「え、この方が一目見てはっきりわかっていいかなーって思って、でも恥ずかしいから金髪にした。入隊日までには伸びるから、そしたらまた刈っちゃうから黒くなるね。」


「いいわね、大学生は。」


ジニは嫌味にそう言った。



ナムジュンは金髪丸坊主でジニの前に現れた。韓国男子なので兵役に行くのは当たり前だ。ほとんどの人が大学生の間に行く。ジニだってナムジュンが近いうちに行くのはわかっていた。でもこんなに唐突に、、、


戸惑うジニを前にしてナムジュンはエクボを作って笑って見せる。そしてジニの周りをうろうろする。


「なに、」


だいぶムッとしているジニに、


「え?似合ってない??」


って屈託なくニコニコするナムジュン。


「似合ってないなんて思ってないけど、急に会えなくなるって現実を突きつけられると、、、」


「かわいいでしょ、僕の丸坊主、初めてだよね?結構短くしたことはあったけど。」


「いつ行くの?」


「まだ決まってないけど、申請したから多分すぐだね。」


「そうなんだ。」


「寂しい??」


当たり前のことを聞くナムジュンに、ジニはちょっと肩をすくめてナムジュンの顔は見ずに遠くの地面を見つめたまま、


「わかんない。」


って答えた。


「わかんないって。」


「だって、待ってるしかないじゃん。待ってるしかないから。帰ってくるのを待ってるしかないから。」


そう言ってからナムジュンを見た。ナムジュンは、


「ごめんね。待っててくれる?」


さっきまでのエクボは奥に引っ込めて、それからもう一度エクボを作って微笑んだ。


でもジニは、


「あー、どうしよっかなー。待ってようかなぁ。一年半も長いから、待たずに楽しんじゃおうっかなー。」


って意地悪を言い始めた。ナムジュンは、


「待っててくださいよー。」


って大きな声で言った。さらに、


「ちゃんとお休みの日にはジニに会いに帰ってくるし、定期的にちゃんと連絡しますから。僕はちゃんとそばにいるって、僕がすぐに駆けつけてあげられなくても、ちゃんとそばにいるってわかってもらえるようにしますから。だから、待ってて。待ってて。ね、待っててください。」


両手を合わせ、ジニを拝むように合わせた手を必死にプルプルとさせながら頭を下げるナムジュンに、


「おかえりって言ってあげられる場所作って待っとくね。いってらっしゃい。」


ジニはそう言って笑った。ナムジュンはさっきまで必死に瞑っていた目を開き顔をパッと顔をあげ、


「よろしくお願いします!!」


って叫んだ。







ひとり言



ジンくん除隊ですね。

入隊時は待っていられるのか?と不安なペンの声をたくさん聞きましたが、これからはだんだんと増えていくメンバーをバンタンの活動を通しながら見ていけますね。今までと気分が違うように感じます。これからの活動が楽しみです。早くみんなのわちゃわちゃが見たい。














写真お借りしました。

※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、BTSを愛でたいがゆえ、こんなだったら近くにいてくれそうだなとの思いが詰まっています。しかし実際に彼らに近寄るのは犯罪になることもありますのでご注意ください。フィクションとしてお楽しみください。

This is a work of fiction. Names, characters, 

businesses, places, events, locales, and 

incidents are either the products of the 

author’s imagination or used in a fictitious 

manner. Any resemblance to actual persons, 

living or dead, or actual events is purely 

coincidental. This work is made by all the love 

and imagination of BTS. 

Please enjoy it as a fictional story. 

©︎2018_1123yousawa