このページは防弾少年団の妄想ショートストーリーです。

 

 

オソワ、バンタンエンタープライズヌンチョウミジ?

 

登場人物

 

ナムジュン   アメリカ帰りプロデューサー

ソクジン    社長室付き秘書 

ユンジ(♀)  プロデユーサー 

ホソク     明るい営業マン

ジミン(♀)  総務 

ジョングク   総務フレッシャーズ 

テヨン(♀)  所属タレント 

 

 

バンタンエンタープライズで社会人として働く7人のストーリーをお楽しみください♡

 

 

 

簡単な人物紹介

 

詳しい人物紹介

 

 

 

 

 

(株)バンタンエンタープライズ



会社の◯周年記念パーティーがあってジョングクはスーツに身を包んでいた。でも、ネクタイがうまく結べない。


「ジミン氏、僕のネクタイ結んでくれませんか?」


ジョングクはジミンにそうお願いした。ジミンは、いいよと気軽に答えたものの、いざジョングクと向き合って立つと、なんだか気恥ずかしさを感じおしゃべりを始めた。


「多分できると思うけど、うちの高校、女子も制服ブレザーにネクタイだったから、覚えてると思うんだよ。もう何年も結んでないけど、、、多分大丈夫。でも、いつも適当に結んでたし簡単な結び方ばっかりしてたからなー。難しいやつはできないなー。みやすい方で結ぶね。こんなことなら難しいのも覚えておけば良かったよ。」


ぶつぶつと口の先で呟きながら、それでもたぶんこう、これでいいはず、合っているはずってジミンは手を動かしジョングクのネクタイを結んであげた。


一生懸命に結ぼうとしている首元にあるジミンの両手をジョングクは不意にギューっと握った。手を握られてジミンは驚いたもののケタケタ笑いながら、


「ちょっとー、そんなとこしたら結べないよ。」


って言い顔をあげジョングクの顔を見た。優しく降り注がれるジョングクの笑顔にジミンは包まれた。じーっと見つめられ恥ずかしくなるジミン。ジョングクはそんなジミンを見ながら口を開く。


「ねぇ、ジミン氏、ジミン氏が僕のお嫁さんになったら、毎朝僕のネクタイ結んでくれますか?」


優しい笑顔のそれでもはっきりとした意思のある表情のジョングクにジミンは優しく二度ほど頷いた。それでも、くすくすと笑いながら、


「でもさジョングク、毎日スーツ着ないよね?転職するの?あ、ソッチニオッパのポジション狙ってる?社長秘書ならスーツよね。オッパ、かっこいいもんね。」


って言ってまたケラケラと笑った。それを聞いてジョングクも、あ、僕は毎日スーツは着ないんだったと思ったけど真剣に、


「ソッチニヒョンのポジション奪ってみようかな。でもそしたらヒョンは、、、」


そこまで言うと首を傾げ、ジミンもそれを見ている。ジョングクは続けて、


「あ、ヒョンには第二秘書、僕の下についてもらいましょう。」


意地悪げにそう言った。これには二人同時に笑い出しゲラゲラと笑った。それからジョングクはちょっと恥ずかしそうに少しだけ声を顰めて、


「でも、ジミン氏、これからも僕のネクタイは結んでくれますよね?」


って、もう一度ジミンに聞いた。ジミンはやっぱり笑いながら、


「いいよ。結んだげる。約束する。」


って答えた。





 

写真お借りしました。

※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、BTSを愛でたいがゆえ、こんなだったら近くにいてくれそうだなとの思いが詰まっています。しかし実際に彼らに近寄るのは犯罪になることもありますのでご注意ください。フィクションとしてお楽しみください。

This is a work of fiction. Names, characters, 

businesses, places, events, locales, and 

incidents are either the products of the 

author’s imagination or used in a fictitious 

manner. Any resemblance to actual persons, 

living or dead, or actual events is purely 

coincidental. This work is made by all the love 

and imagination of BTS. 

Please enjoy it as a fictional story. 

©︎2018_1123yousawa