このページは防弾少年団の妄想ショートストーリーです。

 

 

オソワ、バンタンエンタープライズヌンチョウミジ?

 

登場人物

 

ナムジュン   アメリカ帰りプロデューサー

ソクジン    社長室付き秘書 

ユンジ(♀)  プロデユーサー 

ホソク     明るい営業マン

ジミン(♀)  総務 

ジョングク   総務フレッシャーズ 

テヨン(♀)  所属タレント 

 

 

バンタンエンタープライズで社会人として働く7人のストーリーをお楽しみください♡

 

 

 

簡単な人物紹介

 

詳しい人物紹介

 

 

 

 

 

(株)バンタンエンタープライズ



 
※本日は、お話がジミンちゃんの1人称で進んでおります。ジミンちゃんになってお楽しみください。



 
 「あ、ジミン氏、ちょっと待って。」

カバンから携帯を取り出し電話をかけようとしている私を追いかけるようにジョングクは近寄ってきた。

「ん?」

声をかけられ振り向こうとした私に、

「ダメ、まだ足りないよ。」

って、後ろから覆い被さるようにジョングクは私を抱きしめてきた。近づきながらだったせいか、さっきよりも強く、ガシッと掴まれるようだった。

「ぷっ、」

私は抱きしめられたことよりもあんまりに可愛いことを言うもんだから小さく吹き出してしまった。まだ、足りないよって、なによ。

「ほら、お腹いっぱいになったら、落ち着くよ。頼まないといつまで経ってもお腹いっぱいにならないよ?」

って出前を頼もうと勧めても、

「ダメです。まだ足りないから、もうちょっと。」

少しだけ荒っぽくでも甘えた声でジョングクはそう呟いた。ジョングクの顔は私の耳のそばにあった。ジョングクの顔がくっついてるわけじゃなかったけど、私の耳に顔に鼻から漏れるジョングクの小さく浅めの息があたった。

私はゆっくりと息を吐いた。

「ぅうーん。」

そして小さく小さく息をして、ジョングクが力を緩めるのを待った。

このまま、ことを進めようとするのだろうか?そんなことが頭をよぎる。

それでも良いとも思った。

でもきっとジョングクは今日はそんなことをしてこない、私はそんなふうに思った。

この子は、、、この子はきっと、順序を踏んで、きっと、私に満足してもらうようにしてくるんだろう。

私はそんなことを思いながら、それでも、、、強く包み込まれるように抱きしめられて、背中から伝わる体温と首筋にあたるジョングクの呼吸を感じずにはいられなかった。

「ほら、ほら、」

抱きしめられている感覚が気持ちよくなりすぎて、私はジョングクから離れたくて、急かすように声をかけた。ジョングクは、ゆっくりと口を開いた。

「ジミン氏、僕に抱き締められててドキドキしないの?」

「え?」

見透かされたかのような質問に、私は困った。

「ドキドキしないんですかー。」

もう一度、甘えるように聞いてきた。だから素直に答えた。

「ドキドキするよ。」

そうすると嬉しそうな意地悪なような声に変わり、

「ドキドキするんですね!」

って、後ろからもう一度強く抱きしめてきた。私は目を瞑り心地のいい感覚に浸った。ジョングクは唇を私の頬に寄せて来た。私は思わず顔をジョングクから逃げるように反対の方に寄せた。

「あー、」

って、私のとった行動に不満な声を漏らし、思わず笑ってしまった私に、

「ジミン氏、こっち向いてください。」

ってそう言うと、私を自分の方にくるっと向かせてじっと私の瞳の奥を見つめる。

「今日は本当にここに呼んでくれてありがとうございました。僕、本当に嬉しいんです。」

そう言った笑顔はこの上なく可愛かった。キラキラと弾ける笑顔、

「ほら、ご飯頼もうようよー。」

もう照れて何も言うことはできなかった私に、チュッと唇に素早いキスをしてきた。あ、ってまた身を引いてしまった私にジョングクは首を傾げ、

「ジミン氏は僕のものなんですからね。なんでも受け入れてください。逃げちゃダメです。」

って、それから、

「ご飯頼んでください。お腹空きました。」

って言った。


頼んだ出前を美味しい美味しいって本当によく食べて、お酒を飲んで、ジョングクは帰って行った。

「今度はちゃんとちゃんと約束してからジミン氏んちに遊びに来ますからね。」

って言い残して。






 









 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

写真お借りしました。

※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、BTSを愛でたいがゆえ、こんなだったら近くにいてくれそうだなとの思いが詰まっています。しかし実際に彼らに近寄るのは犯罪になることもありますのでご注意ください。フィクションとしてお楽しみください。

This is a work of fiction. Names, characters, 

businesses, places, events, locales, and 

incidents are either the products of the 

author’s imagination or used in a fictitious 

manner. Any resemblance to actual persons, 

living or dead, or actual events is purely 

coincidental. This work is made by all the love 

and imagination of BTS. 

Please enjoy it as a fictional story. 

©︎2018_1123yousawa