⭐️안녕하세요!アンニョンハセヨ〜!


このページは防弾少年団を家族に見立てた妄想ショートストーリーから派生した、読み切りのお話です。冒頭にいつのお話なのかは説明文がありますのでまずはそこからお読みください。登場人物などの詳細は登場人物紹介をみてね!









SPEAK YOURSELF [ユンソク]






💜ジョングクの生まれた日





「どう??」


明け方からすごい腰痛、多分今日生まれる。私はそう感じていた。二人目は早いって言うし、ユンギ氏にそう伝えていた。ユンギ氏は仕事休める日でよかったよって言った。それでも、昨日は飲んで遅かったから、朝からトイレジャックしたり、朝風呂に入っちゃったりと、男の人ってって感じで、、、私はユンギ氏がトイレジャックしている間にシャワーを浴びて、お風呂に入っている間にトイレに行って、完全に陣痛に変わっている痛みに時計を見ながらまだ大丈夫だけど、、、って痛みを堪えていた。


「ママ。」


起きてきて心配そうに私の側に来て私を見上げるミナ、


「大丈夫だよ。おかなのぐーちゃん、出たい出たいって言ってるみたい。ミナちゃんもママのお腹から出たい出たいって言って出てきたでしょう。」


私がそう言うと、つぶらな瞳はこれ以上ないぐらい心配そうに、


「出たい出たい、ぐーちゃん出たい出たいって言ってるよ。」


と、私のお腹を撫でてくれる。


「困ったパパだねぇ、のんびりお風呂。もう、ぐーちゃん出たい出たいだから、ミナちゃん、パパに車出してって言ってきてよ。」


私がミナにそう言うと、ミナはうんって言って走ってお風呂に行った。


「パパー、車出してって。」


お風呂場のドアを開けて大きな声でミナはそうパパに言った。パパは湯船に首まで浸かって昨日の深酒を抜こうとしていた。それでもミナちゃんの声が届いて、


「あー、わかったー。」


ってお風呂場から声がした。ミナちゃんはまた私のところに戻ってきて、ソファーにもたれるようにしゃがみ込んでいる私の背中に引っ付く。ミナちゃんの体温がとってもあったかくて、波のように押し寄せてくる痛みが和らぐようだった。


「あー、ごめんごめん。」


そう言いながら、一先ず下着だけ履いたユンギ氏はリビングに現れて、


「あ、もう、大変な感じ?」


と、私を見てやっと気がついた。


「お願い、病院連れてって。多分、もう産まれる。」


私がそういうと急いで着替えを始めた。


あ、ミナちゃんもまだパジャマだ。私は四つん這いのまま何とかミナちゃんの服を出して着替えさせる。

あ、ミナちゃんのご飯もまだだ。ユンギ氏は着替え終わったのか、靴下を履きながらドタドタと私のところにやってきて、


「ええと、」


って言った。もう、ええとじゃないのよー。って心の中で叫びながら、


「入院の準備はできているから、ミナちゃんのご飯、ご飯、ご飯、ごはん。」


って私が言うと、


「え?今から食べさせるの?」


ってこれまた頓珍漢なことを言う。


「違う、ミナちゃん用にパン買ってあるから、、、、それと、ミナちゃんのお茶、、、あー、持って、、、、車、、、出して、、、、はー。」


「あー、オケオケ。」


ユンギ氏は私に言われてキッチンに入って、ドタバタ、なんか変なビニール袋にパンとお茶を入れてまた私のところに戻ってきて、


「行ける??」


って聞いてきた。


「行ける。」


私は本格的に始まってきた陣痛の間を見て、玄関へと歩く、ユンギ氏は入院用の荷物をまず車に積んで、チャイルドシートにミナちゃんを乗せて、私は陣痛を一人で凌ぎながらユンギ氏が玄関に迎えにきてくれるのを待って、車に乗り込んだ。ユンギ氏も急いで運転席に乗り込んで、後ろを見てから行くよって私に声をかけ車を発進させた。



ミナちゃんは一人お利口に座っていた。さっきユンギ氏が用意してくれた袋から私はパンを出したんだけど、


「これ、大人用の食パン、、、ミナちゃんのはスティックパンが買ってあったのに、、、」


陣痛との間で、ユンギ氏もテンパっているんだと言うことにして、私は袋から食パンを出してちぎってミナちゃんに手渡した。


車で20分ほどの距離、それをどれだけ遠く感じたことか、赤信号で止まるたびに大丈夫?と私を振り向き、私以上にテンパって、もう着くからねもう着くからねって言い続けるユンギ氏、ミナちゃんの時は、私の母もいてくれたから、ユンギ氏あまり出番がなかったけど、今回は予定よりも早くに陣痛が来たから、母は間に合わなかったもんだから、ユンギ氏のテンパリようと言ったらハンパなかった。



やっと産院について、ユンギ氏は車を玄関前に停めて、中に入ってすいませんと大きな声で声をかけてすぐに戻ってきて、私が車から降りるのを手伝ってくれた。私はそのまま、看護師さんたちに抱えられるようにして産院に入った。



「ミナぁ、初めましてだぞう。」


ユンギ氏が小さな小さなベッドに寝かされているばっちり目を開けて口をモニョモニョしているぐーちゃんをミナちゃんと一緒に覗き込みながらニコニコしている。


「可愛いなぁ、ミナァ。」


ぐーちゃんとミナちゃんを変わるがわる見ながらユンギ氏は目を細めていた。


「可愛いなぁ、ホビぃ。」


って、今度は私に向かってそう言った。本当に嬉しそう。家族が増えて、本当に嬉しそう。ユンギ氏は、ミナちゃんの靴を脱がせ、私のそばに座らせた。それからゆっくりとぐーちゃんを抱き上げた。


「ぐーちゃん、パパだよぉ。」


そう言うと、私に向かって、


「ちゃんと予言通り、ぱっちりお目目のホビ似。」


そう言ってぐーちゃんを私の方に見せる。


「ミナちゃんもお姉ちゃんだ。抱っこしてみようか。」


ユンギ氏はゆっくりとぐーちゃんをミナちゃんの膝の上におろし、後ろから支えながらそっと抱っこさせた。それから、


「ミナヤァ、ぐーちゃんはミナちゃんの弟だぞぉ、ミナちゃんはお姉ちゃんだ、いつもぐーちゃんを頼むぞぉ。」


ユンギ氏とミナちゃんは、嬉しそうに二人で見つめ合いながら笑っていた。




私は数日して無事に退院した。ぐーちゃんはジョングクと、胎児ネームのぐーちゃんがそのまま呼べるように、それでも、異国の地で大きくまっすぐに育つように、そして祖国を大事に国の中心になれるようにと[柾国]と名をつけた。ミナちゃんの時は、韓国でも日本でもどちらにでも通る名にしたが、ジョングクは男の子なので、韓国人である名前にした。



「ただいまー。」


玄関のドアが開き、ユンギ氏とミナちゃんが公園から帰ってきた。ドタドタと二人でして、リビングに到着、一直線に布団で寝ているジョングクの元に、そして二人で寝てるーって言いながら、笑っていた。


「ちょっと、汚い手で触んないで、パパ、ミナちゃん、先に手を洗ってきて、オヤツ食べよう。」


私は洗濯物を畳む手を止めて、帰ってきた二人に話しかけた。二人は手を繋ぎ嬉しそうに洗面所に行って、嬉しそうにリビングに戻り、やっぱり寝ているジョングクのそばに腰を下ろした。私もお盆に乗せたイチゴを持って二人のそばに腰を下ろし3人でイチゴを食べた。しばらくして、眠くなったミナちゃんと、これまた眠くなったのか、いやいつもなのか、ユンギ氏もジョングクのそばの畳にゴロンとひっくり返った。ユンギ氏ば横向きになって、ミナちゃんを肩のあたりをトントンとしながら、


モチモチミナぷーー

食べちゃうぞー

モチモチミナミナぷー

かわいいなー

グーグーグーグーぐーうーちゃーんーーーー

よく寝るぞー

グーグーグーグーぐーうーちゃーんーーーー

かわいい子〜


って歌い出した。これは、ミナちゃんがお腹にいる時からよく歌ってくれるユンギ氏オリジナルソングで、ジョングクが生まれてから、ぐーちゃんの歌詞が追加された。


しばらくするとみんなが静かになって、私も寝ていたが、ぐーちゃんがお腹が空いたと大合唱を始めて私は目を覚ました。ユンギ氏も一瞬目を覚ましたが、ミナちゃんの横で、ミナちゃんを懐に入れてもう一度目を瞑った。私はジョングクのおしめを替えて、おっぱいを吸わせながら、あゝ、私は本当に幸せだな。そう思った。








ひとり言



お話書けて、ホソクの笑顔の写真探してたら、ホソク入隊しちゃったし、一人一人と入隊していくことでメンバーが寂しそうにするのとか、今生の別じゃないのに、切なそうにすぐに手の届かないところに行っちゃうって表情を思い出して、私もこのハッピースマイルに一年半あんまり出会えないの?とか思ったら、(ホソク見送りながらナムさん泣いてるし)おセンチになっちゃったじゃないかー、、、


やっぱりホソクはハッピーの伝道師。体に気をつけて、早く帰ってきてね💜




リクエストいただいたので、ジョングクの生まれた日をお話にしてみました。リクエストは随時受付中です。
















写真お借りしました。

※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、BTSを愛でたいがゆえ、こんなだったら近くにいてくれそうだなとの思いが詰まっています。しかし実際に彼らに近寄るのは犯罪になることもありますのでご注意ください。フィクションとしてお楽しみください。

This is a work of fiction. Names, characters, 

businesses, places, events, locales, and 

incidents are either the products of the 

author’s imagination or used in a fictitious 

manner. Any resemblance to actual persons, 

living or dead, or actual events is purely 

coincidental. This work is made by all the love 

and imagination of BTS. 

Please enjoy it as a fictional story. 

©︎2018_1123yousawa