隣のテヒョン テヒョンと世界
⭐️안녕하세요!アンニョンハセヨ〜!
このページは防弾少年団を家族に見立てた妄想ショートストーリーです。
登場人物などの詳細は登場人物紹介をみてね!
毎回読み切り、主人公は話によって変わります。
今日の主人公はミナです。
⭐️テヒョンと世界
テヒョンの見える世界はどんな世界だろうかと感じることがある。
小さいとき、何も言葉は発せずただじっと一点を見つめていたとき、テヒョンの世界には何が見えているんだろうかと同じ世界にいるのに私には感じられない世界をテヒョンは感じているんだろうなと子供心にそう思った。そんな時は私がそんなテヒョンをじっと見つめる。テヒョンが私が側にいることを思い出すまで。
最近のテヒョンはカメラがお気に入りで出かける時はいつも持ってる。特に高級な一眼レフとかじゃないけど、そこにある風景を切り取ってしまい込もうとしていた。出来上がった写真をよく見せてくれる。土手に揺れるススキ、日向ぼっこするネコ、電線のカラス、自動販売機。私は写真を見せてもらうたびにテヒョンの見てる世界に少し近づけて嬉しかった。
「ミナや。」
私たちは手を繋いで出かけた。テヒョンは時折、お!っと言いながらシャッターを切る。おしゃべりは特にしなくて、途中の緑の公園でテヒョンは一人で写真を撮り始めた。
緑の公園はその名の通り木がたくさんあって、とっても広くて、小さい頃は私も家族でピクニックによく来たところ。
「この公園、久しぶりに来たよ。」と私が言うと、
「俺も。」
そう言いながら、また気の向く方にテヒョンはシャッターを切っていた。
「そういえばテヒョン、人は撮らないね?」と私が言うと
「そんなことはないよ。」という。
「でも見たことないよ。」って言ったら、
「うん。見せたことない。
人の写真はなんだか恥ずかしいんだ。笑ってたり、泣いてたり、でも人を撮るのも好きだよ。
それに、人を撮る時は、
その人を撮りたいっていうか、、
多分、好きだから目が行くでしょ。
だからその一瞬のその人を撮りたいって思うんだ。
その瞬間ものすごく、その人のこと大好きになっちゃうんだ。」
「へー、テヒョン、なんだかかっこいいね。」
「へへへ、ミナに言われると嬉しいな。」
「ミナは?ミナも撮られてるの?」
「内緒。」
「内緒?けち。」
私はテヒョンに私の肩をどんとぶつけた。テヒョンも私に同じことをした。私たちはおしゃべりしながら一緒に家に帰った。
「あれ?これ、ミナじゃない?」
市報に私の写真が載っていた。撮影者、キムテヒョンとある。市の写真コンペティションに応募したようで、金賞を取っていた。
審査員のコメントに『とても温かみのある作品、被写体への愛情を感じますね。』と書いてあった。
ママはそれを読んで『オモオモオモ(あらまぁまぁ)。』って言っていた。
私はテヒョンの住んでる世界に私が存在することがやっぱり嬉しかった。
「テヒョナ、写真見たよ。」会った時にそう伝えた。テヒョンは照れてエヘヘって笑った。
テヒョンの世界にいた私はとても優しい暖かい表情をしていた。私はテヒョンの世界でこんな風に生きていたんだと知った。
画像お借りしました。
ひとり言
忙しい1日でした。お夕飯はコージーコーナーでケーキを買って(お気に入りはシフォンケーキ、安いのに美味しい)それと、ナムルとキムチとリンゴとチーズと塩ラーメン。なんて日だ!
さて、眠くなる前に今日の英語をしなくては。課題多すぎ。やらねば。